内戦の遺構・サラエボ近郊のトンネル博物館

内戦が長く続いたボスニア・ヘルツェゴビナ首都サラエボでは激しい戦闘が行われました。両脇を丘に囲まれるサラエボは、その両方の丘に敵軍同士が陣取ってサラエボの街をめぐって激しい攻防を繰り広げていました。サラエボの街の大通りは、人影があると容赦なく銃撃される「スナイパー通り」として恐れられました。そしてそんな戦争の状況をいまに伝える遺構がサラエボ郊外にあります。トラム駅「イリジャ」からタクシーに乗る。着... 続きを読む

悦びのない大宮殿・ブカレスト「国民の館」

世界一周を終えて世界二周目の旅だ。旧共産圏もほぼすべての国を周った。巨大な、そして無機質な建築物をたくさん見てそれには慣れていたはずだった。しかし旧共産圏の見栄っぱり巨大建築物のなかでブカレストの「国民の家」は規模がけた違いだった。「国民の家」は、共産党党首の独裁者チャウシェスクが国家(というか自分)がどれだけ豊かで力があるか対外的に示すために建設された行政の施設だ。実際のそれは行政施設とうよりも... 続きを読む

消えゆくアラル海.ムイナクへ。

森ですモスクワにてウズベキスタンのアラル海について書きます。アラル海。2000年代に入って干上がってしまい消滅しかかっている海だ。「海がひとつなくなる」その事実を実感するため、かつてアラル海の岸辺にあったかつて漁港、ムイナクへ行ってみた。さてアラル海の海岸沿いだった町・ムイナクへ行くにはまずヌクスという町へ行く。ヌクスは「カラカルパクスタン共和国」の首都である。?なにそれ??どこそれ?という声が聞... 続きを読む