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森です

ロンドンからの週末旅行の続きです

今回は長く、そのうえ内容が少しマニアックなので
時間を大切にする人は読まないほうがいいでしょう。

でも読んでくれたあなた、
私はそんなあなたを愛します

さて
ストーンヘンジからコッツウェルズ地方に入り
バースのローマ風呂を観光、
そのあとスウィンドン(swindon)にある、ファンタスティックなホテルにチェックインしました。
つまり話はそこからとなります。

ここスウィンドンのすぐそばに、コッツウェルズ地方があります。
このコッツウェルズ地方は、イギリス人にとって特別な響きをもつそうです。
というのも、
イギリス人が憧れる田舎暮らしが、そこにあるからです。

たくさんの木々、その香り。そこを流れる澄んだ小川。
魚たち。なだらかな丘には牧草地帯が拡がる。羊の群れ。
空には雁の群れ。
はちみつ色をしたレンガ造りの町。
広い庭にはリスが走り、そこでガーデニングを楽しむ。
そういった美しいカントリーサイドの風景が、
コッツウェルズにはあるのです。
私も一度は、そういうところに住んでみたい。

だがしかし、
そのコッツウェルズ地方の東のはずれにある
私たちが泊まったスウィンドン(Swindon)という町は様子が違います。

ここにはコッツウェルズ的に美しく、情緒のある町並みは、ない。

スウィンドンは鉄道産業で繁栄した町だ。
だからでしょうか、街並みもどこか即物的で、
情緒よりも実用を重視したような、
そんな風情になっています。

見るべきものとしては、蒸気機関車博物館と、
欧州最大規模のアウトレット・モールくらいのものでしょうか。

そんなものよりも(←失礼)この町には有名なものがある。
それは、世界的に有名なバンド、「XTC」のメンバーが
活動している町が、ここなのです。
これはかなりすごいことなのです。
たぶん、そのすごさはまだ伝わってないでしょうが・・・

さて、
スウィンドンのホテルにチェックインしたあと、
夕食とビールの為に、S君と外に出ます。

ショッピングモールに人影はない。
そんなに遅い時間でもないのに・・
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ホテルのフロントのお姉さんに教えてもらったパブを探した。
名前は、
「Weather Spoon(ウェザー・スプーン)」
イギリスで最も成功している大手パブチェーンである。
あったぞ。
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さっそくビールと食事を注文する。
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イギリスに来てから、パブでビールを飲むのが楽しみで仕方がない。
私の好きなエールビールがたくさんあるからだ。
今回は「heritage」というビールを注文しました。
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ホップの香りはそこそこ。苦味よわく甘みがあり。飲みやすい。

一階にはダンススペースがあり、パブだけどクラブのような雰囲気だ。
年齢層が若いパブである。
スタッフはみんな親切だ。
居心地はいい。
イギリスは親切な人が多い国だと思います。

メニューのつまみはチキンフライや、オニオンフライとか、
そういったごく簡単なもの
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これはイギリスのソーセージ
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シャウエッセンみたいな食感はなく、
噛むとだらしなく破れていく。

しかしこれがイギリス伝統のソーセージらしい。
味はいいんだけど、やっぱり歯ごたえが欲しいのである。

この日は土曜の夜で、若者たちがどんどん集まってくる。

ところで、スウィンドンの女性はみんなよく太っている。
なぜだ。
どうしてだろう。
わからん。

ほとんどの女性が太ってるから、普通の体型の人を見たら
痩せすぎに見えてなんだか物足りなく感じるくらいです。

だからなのか、みんな太ってることをコンプレックスにしていないようで。
太めの人だって堂々と、露出のある服、ぴったりとラインの出る服を着ています。
「太くてもいいじゃない。これが私なんだから」
という潔い態度の現れのようでもある。そして、
そういった潔さが、彼女たちをキュートに見せている。
これはきっと大事なことだと思います。

若者たちはどんどん増えて、ダンスフロアは大盛り上がりだ。
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20年ほど前に蒸気機関の製造工場が閉鎖されて、
スウィンドンの街は一時は廃れたらしいが、
現在は、さびれた町という雰囲気はない。
だいぶ活気が戻っているのかもしれない。

食事を終えて、ホテルに戻ると、S君は死んだように眠った。
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ドライブの疲れだろうか、安らかに眠れ。

次の日の朝、
S君はまだ死んだように眠っている。
本当に死んでるんじゃないか?
まあ、そんなSくんをおいて、
一人で朝のスウィンドンにでてみます。

ホテルの前は工事中で、
現場の防護壁にはスウィンドンの歴史が書かれていた。
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やはり鉄道関係が多いです。
が!

そのなかにXTCのアルバムジャケットを発見!
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すごい!
やはり彼らのホームタウンである!
アルバム「oranges&Lemons」のジャケット写真だ。
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すばらしい、
実にすばらしい。
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気分もよく、スウィンドンの町を歩いてみる。
雰囲気はなんとなく日本に似ている。

水戸とか、甲府とか、
それくらいの地方都市にある雰囲気に似ています。
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美しさよりも、
効率性に重きを置かれてつくられている。

必要なものは揃ってる。
ハンディ(使い勝手がいい)だけど、
ラブリー(すてき)というわけじゃない。

そんな町並みです。

私もそういう環境の街で育ったから、なにか懐かしさを感じる。
都会のような気ぜわしさがなく、適度にゆるんだ雰囲気がありますね。
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だけれどもここはあの、
イギリス音楽史上に燦然と輝くバンド(しつこい?)
XTCのホームタウンでもある

町を歩きながら、どこかでXTCのメンバー
たとえばアンディ・パートリッジ(Andy Partridge)とばったり出くわす可能性も、なきにしもあらずです。

そう思うとかなりエキサイティングな町に見えるから不思議。

有名人のサインとかは撮影とか、ふだんは興味のない私だが
アンディ・パートリッジは別です。

出会ったらサインをしてもらおうと、ペンも用意してる

気づけばずっと、アンディの姿を探している。
片想いって、こんな気持ちでしょうか。

住宅街に足をのばす。どこだアンディ。
奇跡は起きるのか?
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どこだアンディ
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どこですか?アンディ。
あ、猫。
「アンディ見た?」
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「知らん」

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「だから、知らんっつーとろーが」
猫に訊いても情報はなし。

あげくのはてに、墓場まで探しだす始末
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こうなるともうマニアック(異常者)である。

アンディなら、このおもちゃ屋で模型人形見てたりするかもしれない。
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それともこの楽器屋にいたりする?
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しかし結局アンディ現れず

叶わないのも、片想いと同じか・・

そう簡単に奇跡は起こりませんね。
チェックアウトタイムが迫ったので、
ホテルに戻ります。

ホテルをチェックアウトして、
町で昼食にインド料理を食べる。
「イギリスでまとも料理が食べたいなら
移民の店に行け」
とは、私の言葉です。
名前は「アショカ」
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何気なく入った店でした。
しかしロンドン在住のSくんは
「ここのインド料理は、イギリスに来てから一番おいしいです」
とひどく感心していた。

ウェイターもとても礼儀正しく、
「カレーぬるくないか?」「ご飯まだいるか?」などと、
いろいろと気にかけてくれます。
(しかしカレーはぬるかったが)
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ビュッフェ形式で、料金は二人で12ポンド強。
味もいいし、いろいろ気をつかってっくれたので、一人一ポンドのチップを加え
14ポンド強を置いて席を立つ。

「ありがとう」となぜかウェイターは握手をしてくる。

飯を食ってどうして握手を?
と思ったが、
そういやインドとかアラブでは、ただちょっと話したり、買い物をしただけで、
別れ際に力強い握手をしたもんだと、そんなことを思い出しました。

そうして気持ちよく店をでて歩いていると、
ウェイターが私たちを呼びとめた。
なんだか申し訳なさそうな顔をしている。
なにがあったんだろうか。
なにか訊きたいことでもあるのだろうか。
そう思って足を止めました。するとウェイターはこう言った

「あの、お金が足りないんです」と。

なぬ?
伝票を良く見てみてみます。
なるほどね、
どうやら私たちは、17ポンドを12ポンドに見ていたようだ。
少なくとも、Sくんにはそう見えていたのだ。

確かにくせのある字で、17にも12にも、どっちにも見える。
食べた物を計算したら、やはり17ポンドであっている。
店に戻って、二人でチップ込みの20ポンドを払いなおしました。
「Disturb(お騒がせ)してすいません」
とウェイターは謝る。
いえ、謝るのはこらです。

「なんか安いなと思ったんですよね」
と、Sくんは言った。

そんなことでスウィンドン見物はまだ続く。
というか、まだなにも見てません。

だからなんとこの話、次回に続くのです。

XTCを知らない人も
スウィンドンというマイナーな街をこんなに詳しく見る
チャンスはそうないと思って、
次回も読んでみてください。

そしてXTCファンの人
次回も熱いですよ!
あの馬を見に行きます、あの白い馬を!
では今回はこれで。
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