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森です

フィレンツェからの更新です。

ウィーンからローマへのバスは17時間かかりました。
ローマから列車で2時間半。
ナポリに到着したのは午前10時でした。

この日はこの旅で一番の大雨だ。
雨の中の宿探しは、旅のなかでもっともつらい時間である。

駅前にはたくさんの傘売りがでている。
体中にぶらさげている者、乳母車に積んで売り歩く者たちがいる。
最近通ってきた北欧やドイツやウィーンとは雰囲気が違う。
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駅前の広場を通り過ぎてホテル街へ。
その1つの安宿へチェックイン。
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窓から外を見る。
かなりゴミゴミしている。
安宿のある場所は移民たちの即席マーケットになっていて、
怪しげな商品がテーブルに並べられている。
このきな臭い雰囲気は、アジア以来だ。
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いや、アジアよりも危なそうな雰囲気がある。
こういう空気、久しぶりだなあ
明らかに、ほかのヨーロッパと違うな、ナポリ。
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やはりアジア的、アラブ的な雰囲気がある。
ゴミゴミして雑多で、生命力がある、あの感じだ。
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行き交う車のエンジン音とクラクション。
そのあいだを縫って歩く通行人。
街角で大声で話すう人たち。
カフェで立ち話をする人たち。
パトカーのサイレン。
窓から顔をだし、路上の人と話す人たち。
とにかく賑やかだ。

どこに行こうか地図を見ていると
「どうした?どこに行きたい?」
と、声をかけてくる人多数。
こういう人懐こい(?)ところも、アジアとかアラブに似てるなあ。
「どうした?ピッツェリアか?そうだろ?ミケーレがあるぞ、そこだろ?」
と、数人からミケーレという店の名を聞く。
有名な店らしいんで行ってみた。
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店のメニューはマルゲリータとマリナーラのみ。
客層は観光客と地元の人、半々くらいだ。
みんなナイフとフォークを使ってピザを食べてる。
料金は少が4.5、普通のが5ユーロ(700円)。
食事代が高い国ばかり周っていたので、これでも安く感じる。
(ナポリの郊外は、さらに安いことが翌日わかるのだが)

そういやナポリは、ピザ・マルゲリータ発祥の地だったですね。
店の奥には火がくべられた大釜があります。
焦げも香ばしく、おいしく頂きました。

そのあとはミュージアムを探します。
新しい町に着いたら、だいたいミュージアムに行きます。
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今回も散歩がてらミュージアムへ向かって何気なくはいったけど、
そこになんと、
あの有名なモザイク画がありました。
アレキサンダー大王がアジア勢と戦ったあれです。
世界史の教科書には必ずでているあれ。
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これ!!

これにはかなり驚きました。
ナポリにあったのか!
このモザイク画、ポンペイの出土だったみたいです。
こういう世界的に有名な美術品を観れるのも、
旅行の醍醐味です。

博物館のあとはオペラを見よう。
イタリアはオペラの本場だ。
しかしオペラ座に行くも、改装中で上演はなし。
それなら城でも見にいくかと歩いていたら、別の劇場を見つけた。
表にはシェイクスピアの「テンペスト」のポスターが。
これを見ることにする。

チケットカウンターに行くが、そこではあまり英語が通じない。
ナポリでは、英語が通じないことが多い。
困っていると、隣にいた女性が通訳してくれた。

彼女によると今日は招待客だけで、チケットの販売はないとのこと。
もちろん私は、招待はされていない。

「大丈夫。私に着いてきなさい」
と、その女性はレセプションに歩いていき、パンフレットを受け取る。
彼女の後に着いていた私にも、自然とパンフレットが渡された。
「ね、簡単でしょ?」
どうやらその女性、ときどきこうやって入場するらしい。
あんたも招待されてなかったんかい(笑)

その女性はイギリス人だが、ナポリに住んでもう40年だという。
イタリア語は堪能だし、会場にも知り合いがたくさんいる。
そしておもむろに、ベルリンの壁のことを話し始める。
なぜここでベルリンの壁?と思っていたら、
どうやら今日の演目が、ベルリンの壁崩壊についてらしい。
「テンペストじゃないんですか?」
「テンペストは昨日よ。あら、勘違いしてたのね」
「あ、もしかして今日って、ベルリンの壁が崩壊した日ですか?」
「そう。20年前の今日、ベルリンの壁が崩壊したの

なるほど、三日前ベルリンのブランデンブルク門に行った時に、
大がかりなイベントの準備がされてたのはそのためだったのか。
ブランデンブルク門から巨大なドミノが並べられてたのだ。
「なるほどね。また壁を倒そうってことね」
と、その女性は私の話をきいて楽しげにそう言った。

今日はヨーロッパ中で、ベルリンの壁崩壊の、いろいろなイベントが行われてるみたいだ。
日本はどうだっただろう。
なんらかのイベントが行われていただろうか。

上演が終わってから、その女性としばらく話をする。
彼女は学校の先生だったらしく、ナポリのことについていろいろと
よく知っていて、教えてくれる。
私のつたない英語も、丁寧に聞いてくれるもの、学校の先生だったからだろうか。

そして宿に戻ったのは夜の10時。
「ミッドナイト以降はで歩いちゃ駄目だよ。危ないから」
と、帰ってきた私に、ホテルの従業員が忠告する。
そういうアドバイスをもらうのも、久しぶりだな。

気が引き締まります。
では今回はこれで。
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