森です

冬のあいだに不足しがちなビタミンN(南国)分を補充するため
九州の南の南、
鹿児島県は指宿に行ってきました。
今回はその様子をお届けします。

鹿児島市内のホテルをでて
海沿いの国道226号線を南下する

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鹿児島市内を車で走るのは初めてじゃない
初めてじゃないが、なかなか慣れないものがある
それがこれ
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路面電車

鹿児島市内は路面電車が行き交って、情緒がある
しかし
路面電車になじみのないドライバーにとって、
「あ、路面電車だ、雰囲気いいねえ」などと余裕ぶっこいてはいられない

あれがどんな約束のもと走ってるのかが、いまいちよくわからないのである。

「右に併行して走ってるけど、路面電車が左に曲がるとき、俺はどうすべきなのか」
「右接したいけど、線路上で待機してていいのかな」

路面電車の、予期せぬ動きに注意しつつ市内をゆく、
野生動物を相手どってるような気分。

なんとか路面電車障害もクリアして
市内を離れていく。それにつれ、ビタミンN分も増えていく。
ほれ。
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道端のパームツリーがなにしろいいじゃないですか。
「俺は南へ向かっている」感が増す。益益増す。

途中のコセド酒店で土産の焼酎を買う。
このコセド酒店は、かなり豊富に焼酎をそろえているからよい。こっそり教えてあげる。お勧め。

そして走ること1時間弱。
道の駅いぶすき彩花菜(さかな)館に到着。
ここであまーい香りに釣られ、焼き芋を食べる。
焼酎のもとにもなっているさつまいも。
鹿児島といえばさつまいもなのだ。
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↑名産品をその土地で食べる幸せにほほえむ。
安納芋という品種で、芯までトロけて甘い。

市内から指宿は1時間ほどで着いた。
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これが指宿の町だが。
色づかいが南国!だ、が、
人がいないない・・
平日なのにシャッターが軒並み閉まっとる。

「い、いつもはこうじゃないんですよ!今日はたまたまで・・!」
と言い訳する人の姿もいない。
指宿も大変そうだな・・

しかし、指宿で有名なのはシャッター街じゃない。
温泉だ。
温泉がよければ、この町はそれで名誉回復である。

温泉のなかでも「砂蒸し温泉」がとくに有名である。
<説明する>
海岸の砂浜で、地熱で熱せられた砂を体にかぶせて体を暖める風呂である

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ここは町営の砂蒸し風呂「砂楽」。
料金は900円、タオル付きだと100円となる。

そしていざ砂湯へ。
砂の上に横たわり、専属のおばちゃんがスコップでズコズコ砂をかぶせてくる。
しかし、その砂がちっとも暖かくない。
「おばちゃん、なんか砂がぬるいよ」
と訴えてみたが、そんなはずはなしと聞き入れてもらえず。
とりあえずおばちゃんを信じて待つことにした。

しかし退砂の目処である15分たっても、汗一つかかない。
私の隣にいる従兄弟は、もう汗だくである。気持ちよさげで、顔つきもほっこりしてやがる。

そこへ私担当のおばさんがやってきた
ちっとも汗をかかない私を見ると、
「あなた、毛穴が閉じてるんじゃない?代謝が悪いんだろうね
と、気の毒そうな顔でそう言ってくる。
まるで出来の悪い生徒を見てあきれる教師のようなまなざしである。

ちょっと待った!
私はよく汗をかく体質である。!だから
「やっぱりこの砂がぬるいんだよ!
と抵抗してみる。

「じゃあもう少し深いとこの砂をかけてみようかね」と、おばちゃんはズゴズコと深いとこの砂をかけてきた。
するとその砂はきちんと熱くて、すぐに身体が暖まってくる。
全身ポカポカするし、汗もよく出よる。

「おばちゃん、やっと暖まってきたよ」
と、私はおばちゃんに伝えた。するとおばちゃんからは、
「ふうん・・」
と、あまり興味無さそうな返事がかえってきただけだ。

うん。長年この場所で砂蒸し風呂職人をやってきただけはある
スルーの仕方も熟達している。

私をプチ・クレーマーくらいに思っているのかもしれない。

なんか悔しい。

釈然としないので
「俺の砂、やっぱりぬるかったよ!」
と従兄弟に愚痴れば
「へえ、そうだったんだ」
と、これまた薄い反応だ。
彼のほうは、身体の芯まで気持ちよく暖まって満足なのである。

「ああ、しょせん人は、他人の愚痴なんて興味がないのだなあ」
砂風呂で、ひとつ賢くなった私であった。

砂の中で十分暖まったあとは、館内の温泉で砂と汗を流す。
その温泉の質も、なかなかよかった。

風呂ですっきりしたあとは、雄大な景色を楽しもうじゃないか。

ということで
開聞岳のほうへと車を走らせる

開聞岳は鹿児島の南にあり、薩摩富士と呼ばれる姿のよい山だ。
海面からそのままそそり立ち、力強くかつ、美麗である。
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これである。
雲と太陽の演出が心にくい。
神々しくさえもある。

開聞岳がよく見える長崎鼻へ向かう。
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冬の長崎鼻は初めてだ。
自分の店の駐車場に誘導しようとする土産屋の店員たちも相変わらずだ。
そしてここには「長崎鼻パーキングガーデン」という施設がある。

簡単に説明すると「熱帯植物と動物たちがいる海辺の公園」といった場所である。
もっと言葉を省けば「南国のゆるいテーマパーク」ということになる。

ここはそのゆるさがかなりツボにはまる場所なのだが
今回は行ってないから書かない(←オイ!)
「初めて行けばすごく楽しいが、二回行くのは気が引ける」
と、そんな場所であると言っておこう。

それよりも、開聞岳です。
長崎鼻の公園からの眺めです。
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絵になるなあ~

しかしここでいきなり余談ですが
カメラをキャノンの60Dにしてから
画像にシャープさがなくなった気がしてる。
レンズとの相性が悪いのかな?
KissX2よりも画素数はかなりあがったのに
画像がもやんとしてるんだなあ。
設定の仕方で、また変わるのかな?
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長崎鼻から開聞岳の雄姿をみた
雄大でかつ繊細さもある
美しいものには近づきたい
というのが人の情というもの

鹿児島市内へ帰りがてら、開聞岳にお近づきになりにいくことにした

開聞岳は、そのふもと周りをぐるりとできる道路がある
その名も
「開聞岳一周道路」
なんともダイレクトなネーミングだが
これを聞いて
「ひいいいいいいいいい!!」
と悲鳴を上げた方は、この道路のことをよく知っていらっしゃるお方である。

この一周道路は鹿児島でも有数の心霊スポットなのである。

なにしろ、南のほうからこの一周道路に入るときのトンネル
これがとても変わっている

ごつごつとした造り、幅は車一台分ほどがやっと通れるほど
離合もできない。
電灯もなく、いったん入ったら昼でも暗闇となる。
そしてそれが長い。
ライトをつけても、トンネルの彼方は見渡せず、
何も知らずに初めて入った時は、
「この先になにがあるんだろう」
と、不安になったものだ。

ところどころ、天井に四角い穴が穿たれて
日の光が差し込んでいる場所もある
中にいるときに写真をとってトンネルの地元民が写ってもアレなので
中間地点の開けたポイントでとった写真を載せることにします
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このポイントは、インディージョーンズみたいでおもしろい。
そしてまた、先の暗闇へと入っていく。

トンネルを抜ければアレそこは。
そこは海沿いの道。
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開聞岳のふもとを道はいく。
山のつま先をくすぐるように車を走らせる。
右手に開聞岳、左手に海。

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幽霊トンネルなんてどうでもよくなる美しさ!
ココ、お・す・す・め!!

美観に酔ったあとは、鹿児島市へ向かった北上
途中で産直野菜売り場に寄る
さて、ここの特産はなんであるか
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さつまいもや、ミカン類がスタメンのようである。
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ダイダイ一個30円。
安い!・・んですか?これって。
ダイダイって食べたことないから、お幾らなものなのかわからない。
三つ買ってみた。
そしてかんきつ類やイモ類にまじってこんなものが、
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松ぼっくり
しかも5個で100円
安いっ!!・・のか?これ。
買ったことないから、値段がよくわからん。
しかし何度見ても立派な松ぼっくりだ。
ほれぼれする。
ここら辺にはきっと良い松ぼっくり畑があるに違いない。
でもなにに使うんだろう。

ドライブを再開。
茶畑の展がる知覧を行く。

ダイダイを齧ってみる。
すっっぱい!!


知覧の武家屋敷群に到着
当時のままの武家屋敷が残っている。

もう陽も暮れてきた。
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キャノン60Dの高感度撮影は良好。
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シャッタースピードかせげて、手持ちでもブレがすくない。

いよいよ夜が来たので
観光終了。
鹿児島市内へもどる。

福岡に戻る前にとして
とんかつを食べる
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JAがやってる店「ジーノ」
肉質はいい。
本当はこの上にある、「華蓮(カレン)」というJAの黒豚料理屋が
おいしいのだけど、夜はコースだけ。
とんかつ定食をやっていなかった。

そして
せっかくだからネと、この後とんかつ屋をハシゴする。
なにごとも、求めすぎるのはあまりよくないが
求めるだけ応えてくれるのが鹿児島という国
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「とんかつ川久」
地元系のとんかつ屋で、肉も揚げ具合も雰囲気もいい。

ああ、お腹いっぱいだ。

満足しました。

福岡に帰ります。

求めるだけ応えてくれるポテンシャルをもった国、鹿児島。

みなさんもビタミンNが足りなくなったら
鹿児島へ足を向けてみてください。

では
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鹿児島にて。
「タクアンをかじる」図。
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コメント

ビタミンN。
いい言葉ですねー

そして指宿、また行きたい場所です。
砂に埋れたい!!

Re: N

鹿児島はちょっとした異国だったよ。
埋もれにきて!

URL | 森たくや ID:-

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