森です

前回は親知らずを抜歯したことを書きました。

現在、別の箇所を治療をしています。

というのも、通院初日に撮ったレントゲン写真で
怪しい箇所が見つかったからです。

治療してもらうのは今回も、
(福岡市の)別府にある「いけやま歯科クリニック」の院長
池山先生です。
私の学生時代の先輩でもあります。

さて問題の箇所ですが
まずは通院初日に撮ったレントゲン写真をごらんください。
パノラマ_800
立派なあごです。

問題は左下の奥歯です(向かって右側、親知らずの1つ手前)
この歯は、以前どこか(たぶん東京)で歯の根の治療をしました。
その根元の骨が、溶けてきているらしいのです。
その部分に、ズーム・イン
パノラマ - コピー (3)_640
真ん中の歯の根の周りに、丸い空洞の部分ができている。
ばい菌が、骨を溶かしているんだそうです。
(親知らずが横に生えてきてますが、まだ悪さはしてないとのこと)

問題の歯は。以前の虫歯の治療のときに神経を抜いてあります。
神経があった歯の根の部分には、
びっしりと薬を詰めておかなければいけないそうですが、
その薬が根元まで詰めきれてなかったりすると、
こういう症状がおこりやすくなる、とのことです。
そして今は、その薬が根まで入っていない状態らしいです。

うーむ、前回この歯を治療したのはいったいどこの医者だったか。
東京にいたときだろうけど、はっきりと思いだせない。
「これってこのまま放っておいたら、どうなります?」
「ひどくなればどんどん骨が溶けて、腫れてくる。最後は、歯を抜かなきゃいけなくなる」
ということです。
いつ悪化するかは、わからないそうですが。

さて治療法としては、
歯の根の奥の、ばい菌が活動してる場所へ、ばい菌を殺す薬を到達させてやること。
そして根には再び薬をしっかりと満たして、また蓋をする。

ただし、ちゃんと根の奥の患部まで薬が到達するか、
それはやってみないとわからないそうです。
根の先が再石灰化していたり、ひどく曲がっていたりすれば
ばい菌の場所まで薬が浸透させられない可能性があるとのこと。

今は痛みもないにもないですが
旅先で悪化するといやなので、
信頼できる医師にやってもらっておこうと、
治療をお願いしました。

治療開始
まずはかぶさっていた銀歯を除去して
根を掘り進めます。
神経はもう抜いてあるので、麻酔なしでも痛みはありません。

途中から細い針のようなものを根に刺し込んで、
上下させます。
根の幅を広げたり、まっすぐにするための作業だそうです。
ヤスリのようにゴリゴリとした音がします。
しばらくそんな作業が続いたあと、
再びレントゲンを撮ります。

歯の根に針を入れたままの撮影をしているのは、
どこまで根が掘れているか、それを見るためです。
そしてその写真を見た先輩が、首をかしげました。
「?」
先輩は使っていた数本の針を手にとって、なにかを確認します。
「どうしたんスか?」訊いてみました。
「うーん、根の奥に針の先みたいなのが写ってるんだけど、ウチのはどれも折れてないんだよなあ
・・・ということは?
どういうことだろう。
「ほれ、見てみ」
デンタル1_640
「根に差し込んだ針の先に、また別に細いのがあるやろ」
たしかに。拡大します。
デンタル1 - コピー_640
「たぶんこれ、針の先だ。前にこの歯の根を治療したとき、折れたんだと思う」
・・・・
なにーー!
ってことは、私の歯の根に、この針が残ってたってことか。
そう言われて、今回ここに通う時に初めて撮ったレントゲンを見返した。
よくよく見ると、根の先のほうに針の影がすこし見える・・・

この時点で、その昔この歯を治療した医者の心当たりがついていました。
そのおじさん先生の顔が浮かんできた。
あのおっちゃん!

「先輩、針が折れたら、ふつう気づくものなんですか?」と私。
「わからん。まれに針が折れることはあるし、それに気づかないこともあるかもしれんな」
「この針が邪魔して、前回は根まで薬が詰まらなかったとか?」
「うーん、それもちょっとわからんなあ」
「ところで先輩、その針って金の針ですか、銀の針ですか?」
「・・・お前はなんだと思う?」
「・・鉄ですかね」
「その通り。とにかく取れるかどうかやってみる」

そういうことで、思わぬ落し物の存在が見つかりましたが、
治療を進めます。

そして10分後、
「・・・よし、今日はこれで終わり。またレントゲン取ってみよう」
何枚か写真を撮りました。
「ほれ、見てみ」
デンタル2_640
「針がまっすぐ入ってるやろう」
「あ、折れた針がないスね」
「とれたからな。こっちが針を抜いて撮った写真」
デンタル3_640
「どこにも針の先は残ってないやろ?」
「・・先輩、天才ですね」
「まあな」
ということで、針は無事にとってもらえました。
歯の根を振動させてながら水をかけて(もしくは振動してる水?)除去したそうです。

歯の根は二本あって、片方はちゃんと底まで通じたそうです
針が残っていたほうの根は、底までは届かなかったそうです。
そして今後後は
根の奥へばい菌を殺す薬をいれて、それが浸透するかどうか
しばらく様子を見ることになります。

しかし自分の歯の中に針が残っていたとは
まったく気がつかなかった、、、
そういえば大きな磁石の前を通る時とか(どんな時だそれ)
なんか頭が引っ張られるような気がしたような・・・

針が入ったままだと、
空港の金属探知機でひっかかたりするかもしれないから、
とってもらってよかった。
なにより、なんか気持ち的にすっきりしたことだし。

これで旅への準備もまたひとつ前進した。

池山さん、今回もありがとうございました
関連記事
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

トラックバック

トラックバック URL
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)