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森です。

先日、
北京からモンゴルのウランバートルへ
バスと鉄道を乗り継いで行きました。

中国からモンゴルへの国際列車の値上がりに
悲鳴を上げている節約旅行者のために
今回はその道程を書きます。


中国から陸路でモンゴルへは
内モンゴル自治区の「二連浩特」という
町から国境から入ります。

長大な国境線を有するモンゴルと中国ですが
外国人にはこの国境しか開放されていません。
不便です。

北京から二連浩特へのバスチケットは
「六里橋バスターミナル」で買いました。
このバスターミナルから「二連浩特」へのバスが一日一本出ています。

バスターミナルは、
地下鉄2号線「長春街」へ行き
そこのバス停から「特2」「特7」のバスに乗って
「六里橋南」というバス停で降ります。料金1元(約13円)

「特2」は北京西駅を経由するのでひどい渋滞に巻き込まれます。所要30分かかる場合もあり。
「特7」の方が早く着くと思います。所要は15分くらいでしょうか。

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「六里橋バスターミナル」

バスチケットですが
私は前日買いに行ったら窓口で
「当日来て買って」
と言われたので
当日の午前に再び行って買いました。
P1010623_800.jpg

P1010709_800.jpg
北京→二連浩特179元(約2300円)
出発は16時30分

到着予定は翌朝の5時くらいだそうです。

バスチケットを買ったら
六里橋南のバス停に戻り麻婆豆腐食べます。
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9元(約110円)
花椒がきいていて痺れるおいしさ。


そして当日
車内に乗り込む。
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P1010741_800.jpg
車内は横たわれる形態の、快適なつくりです。
中背の人なら、足は伸ばせます。
ただ、シーツ類がとても汚いのが難点。

それと、途中休憩は一回のみ。
簡素なドライブインです。
ここで食事ができますが価格は高めです(25元≒約320円)
トイレがないので、女性たちは人に見られない場所を探して三々五々
暗闇の中に消えて行きます。


ぐっすり眠って夜が明けて
二連浩特に到着。
P1010745_800.jpg
午前6時半ころだったでしょうか。

バスターミナルに着くと、乗合トラックやタクシーの客引きがたくさんきます。
それらと交渉して、中国側の国境まで行きます。

私は最初、乗合トラックを利用しましたが、
すぐそばにある鉄道の切符売り場で降ろされましたました。

仕方なくそこから再びタクシーを拾って
国境まで行きました。
所要は10分~15分くらい。料金は20元でした。
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彼方に入国管理局。
ふりむけど何もなし。
IMG_6785_800.jpg
入国管理局が開くのは午前8時からなので
まだゲートが閉まっています。

モンゴルへ行くための外国人旅行者が
国境の門の前にたまっています。



中国ーモンゴルの国境はジープで越えます。
徒歩で越えることは許されていません。

運良くその場に中国語堪能なアメリカ人がいて
彼がジープと値段料金交渉をしてくれました。
それなので、以下の価格が相場の価格なのかはわかりません。
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最終的に
中国側の入国管理所まで20元

入国管理所で出国スタンプを押して
そこからまたジープに乗って

モンゴル側の入国管理所へ行き
そこでモンゴル入国スタンプを押してもらい

そこからモンゴル側の国境の町
ザミン・ウードまで運んでくれたあと
さらに20元

合計40元(約510円)で
モンゴルの国境の町ザミン・ウードまで
行けるという段になりました。

国境のゲートが開いたのは午前8時30分ころ。
オンボロジープに積み荷と一緒に乗って出発。
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ゲートを越えてまずは中国の入国管理局へ
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ドライバーから買っていた出国税(?)の紙を見せ(5元≒約65円)
P1010758_800.jpg
出国スタンプを押してもらい中国を出国
建物の外に乗って来たジープが待っているので
それに乗ってモンゴルの入国管理局へ向かいます。

この間はほんの数百メートルの距離ですが
徒歩での通行は禁止されているので
ジープに乗るしかありません。

ここでドライバーが中国人からモンゴル人に交代しました。


ジープに乗ってすぐモンゴルの入国管理局へ到着。

入国審査をします。
とくに厳しくありません。
すぐに入国スタンプを押してもらって
晴れてモンゴル入国です。

P1010760_800.jpg
建物をでると同じジープが待っています。
ただ、モンゴル人ドライバーが
「ここからザミン・ウードの町までは40元だ」
と言い始めます。

約束では中国側で20元・モンゴル側で20元だったので
「それは約束が違う。残りは20元だよ」と主張しますが
ドライバーは40元だと言って譲りません。

「国境越えのジープは、料金1人40元だ。40元払いな」とドライバー。
「中国側のドライバーに20元払ったから、残りの払いは20元だ」と私。
「あんたが中国側のドライバーに払ったかどうかは俺は知らない。とにかく40元払いな」とドライバー。
「やだよ。絶対に20元しか払わん」と私。
話は平行線のまま時間がたちます。
ドライバーはひたすら「40元」と言い続けます。

さて
これはどういったことなのか。
可能性1中国側のドライバーが、本来は40元の一括後払いであるものを
そのうち20元を
前金20元だと言ってだまし取ったのか。

可能性2
モンゴル側のドライバーが、本来は20元のところを
知らぬふりして40元とろうとしているのか

可能性3
通常は40元+40元が相場で
中国側のドライバーが勝手に客をつかむために20元+20元で了解し
その連絡をモンゴル側のドライバーにしてなかったのか。

真相はわかりません。

ここで素直に40元払うのは癪なので
ザミン・ウードまで行ける方法を訊いてまわりました。

すると、入国管理局の敷地から出たところで
そこでザミン・ウード行きのトラックを
捕まえられるらしいことがわかりました。

それならばと国境を背に歩いてみたら、
1分ほどで敷地からでまして、
P1010761_800.jpg
この道を画面向かって左側へ進む

ゲートにいた警備員に聞いてみると、すぐそばの道の横の空き地に
ザミン・ウード行きのジープがくることがわかりました。

料金は5元(約65円)です。

安い。

ちなみに、モンゴルではあまり英語が通じないので
これだけのことを知るのに、けっこう労力を使います。

10分ほどでジープが現れます。
10分弱ほど走ると
ザミン・ウードの駅前に着きました。
P1010764_800.jpg

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P1010766_800.jpg
駅前の広場で、青空ビリヤードに興じるモンゴル人。

ウランバートル行きの夜行列車は
午後16時30分にでます。
今度はそのチケットを買います。

列車のチケット売り場は、駅舎から向かって左側の
ガラス張りのビルです。
銀行がはいっているのでここで両替もできます。

チケット関係の窓口は二階ですが、
空いている窓口はひとつ。

そこに人だかりができていますが
たった一人の受けつけ職員も
ふらっといなくなって、ずっと戻ってこなかったりします。

待てど暮らせど、係員と話せません。
ほかの職員も、地元の人も
英語がまるで通じません。

ようやく今日の列車は満席だということがわかりました。

今日の列車に乗る可能性としては
チケットを買えなくても、列車が来たら乗りこんで
空いてる席があったらそこを取り
そこが本当に空席だったなら、
定価の20%増しの価格を払って
その席を確保することができる。

という方法があるようです。
今回、
実際にこの方法でウランバートルまで行けた外国人旅行者が
多数いました。
有効な方法だと思います。

私は、
一緒に行動していた人の友人の友人が
ザミン・ウードに住んでいて
その人がコネを使って席を確保してくれたので
乗ることができました。
P1010774_800.jpg

P1010775_800.jpg
この車両の多さ!いったいどれだけ連結してるのか。
車両うの端が見えません。
これが満席になるとは考えにくいが・・・・

4人部屋の一等の寝台コンパートメントで
普段の価格は一人27000トグルク(約1700円)
ですが
私は50000トグルク(約3300円)を支払いました。
倍近い値段ですが文句などありません。
席があるだけありがたいです。

4人用コンパートメントは清潔でとても快適。
車窓から広大なモンゴルの砂漠を見ながら
ウランバートルを目指します。
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走っても走っても砂漠。
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ところどころにゲルやや馬がある。

午後8時を過ぎて砂漠に日が沈みだす
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太陽は大地を朱に染め、地平線に消えていく。
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そして夜になる。
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また日は昇り
列車は草原地帯を走る。
IMG_6858_800.jpg
風が涼しく心地よい。

すでに砂漠地帯は終わっている。
緑と背のお高い木々が見え始め
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山が現れ
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建物や道路、電線といった人工物が増えはじめて
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そしてウランバートルに到着。
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街中まではバスかタクシーです。
駅前のタクシーは法外な価格をふっかけってくるので(5000~10000トグロクとか)
バスに乗りました。
300トグルク。(約20円)
タクシーの公定料金は1キロ500トグロク
街の中心部「ノミン・デパート」までは約3キロといいったところです。

宿にチェックイン。バックパックを下ろします。
ああ、疲れた・・・

北京からウランバートルへ
2泊3日の移動でした。

さて
今回の北京→ウランバートルの陸路移動
総額は
中国側:
北京→二連へのバス代179元(2300円)
二連バスターミナルから国境までのタクシー20元(260円)
国境越えのジープ20元(260円本来はいくらか不明)
出国税5元(65円)

モンゴル側:
国境からザミン・ウードの町への
乗合ジープ5元(65円)
ザミン・ウード→ウランバートル列車
一等コンパートメント50000トグリク(3300円)

合計で6250円
となりました。

ザミン・ウードからウランバートルへの列車は
正規料金でかつ、クラスの下の座席ならもっと安いので(1000円もしない)
その場合は3000円台でおさまると思います。

飛行機や国際列車よりは格段に安いですね。
ただ移動で2泊3日はけっこうしんどいので
費用対効果では
飛行機を利用するのが一番だと思います。

国際列車も飛行機も、価格はあまり変わりませんので。

以上
北京からウランバートルへ、陸路の移動方法でした。
旅人の参考になれば幸いです。
では。
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コメント

はじめまして
自分は天津→北京→ウランバートル→ウラジオストク
を予定しています19歳の男子大学生です

しかし国際列車が本当に高いので少しでも費用を抑えたく、筆者様のこの北京→ウランバートルの行き方を是非真似たいのですが、これらのチケットなどはやはり日本では買えないですよね・・?

あと自分は英語と韓国語がしゃべれますが全く中国語がしゃべれません・・。
1人で行くつもりなのですがあらかじめメモ帳などに行きたい経路や買い方を教えてくれなどの中文を書いていざとなったら見せられるようにしておく方が無難でしょうか?

URL | あねご ID:-

Re: タイトルなし

はじめまして

ブログを見てくれてありがとうございます。

さて
中国のバスですが、ネット予約できるのかわかりません。

でもバスの座席は、当日早めに買いに行けばまず確保できると思いますよ。
漢字が書けるのが日本人の強み。
メモに行き先を書いて窓口の人に見せれば簡単に買えちゃいます。

モンゴル鉄道はHPにネット予約サービスがあるみたいですが、
試してないのでちゃんと利用できるかは不明です。

ザミン・ウード駅からの列車は
オフシーズンなら席もあるでしょうし
チケットなしいで飛び乗って、車掌から空席のチケットを
買うという方法もあります。

さて
語学ですが、現地語を話せなくてもいけると思いますよ。
私がなんとか使えるのは英語だけですが、
とくに中国は筆談でかなりやっていけるで、
そこまで不便はないと思います。

それに韓国語がいけるなら、
中国やモンゴルは韓国人の旅行者も多いので
いい旅仲間ができるかもしれませんね。

北京→ウランバートルの移動は2泊3日と大変ですが
旅をしてる気分は満載です。

ゆっくりと楽しんでください。

では。

URL | 森たくや ID:-

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