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文字色森です

ロシアの二大都市は言わずもがな
モスクワサンクト・ペテルブルグです。

ではその二都市以外には
どんな都市があるのでしょうか。

「観光」という観点からすると、
モスクワとペテルブルグの次の訪問都市として
いくつか候補がありますが
いわゆる「ヨーロッパ・ロシア」の
有名どころだと
ヴェーリキー・ノヴゴロド
あるいは
「黄金の環」
と呼ばれるいくつかの町でしょうか。

今回はそんな町の一つ、
ヴェーリキー・ノヴゴロドを紹介します。


私のラトヴィアのリーガから
ロシアのペテルブルグに入国しました。


そこからモスクワへ南下する途中に
ノヴゴロドはあります。

ペテルブルグからバスで3時間
到着したらばそこは
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マジか?
まだ10月の半ばだぞ・・

我が目を疑いましたが、
残念ながらこれは現実

耳がちぎれそう。

このとき私が持ってる防寒具といえば
モンゴルで買った偽物ノース・フェイスのジャケットだけ。

この超粗悪品へなっちょこジャケットでは
これ以上の寒さはまず、乗りきれない。

それにこの寒さだと
楽しいはずの観光が
「厳しくつらいもの」
になりかねない。

そんなわけで
ノヴゴロドに着いた瞬間
3週間のロシア旅行の予定を2週間に短縮する
ことを決定しました。


さてさて
予想外の吹雪に頬を叩かれつつ
駅から徒歩15分
予約しておいたホステルにチェックイン。

荷物を置いて町へ観光へ。

新しい町に入った時は
チェックインして、バックパックを置き、
身軽になって町を歩いてからやっと、
町のもつ雰囲気を感じられてくるものです。

陽気な町、華やかな町、艶やかな町、
忙しそうな町、陰気な町、ロマンチックな町。

世界各地の様々な町がそれぞれの雰囲気をもっていますが、
さて、
ここノヴゴルドはどんな印象の町かといえば、、、
・・・とにかく寒い!
印象じゃないじゃん!)

いや~、
寒さで身体が固く緊張して疲れます。
雪は止んだが空気はキンキンに冷えている。
ここはコキューストか?
カメラを持つ手がしもやけで赤くなってくる。
オフシーズンのロシア旅行、厳しい!

凍てつくノヴゴロドだが
ここはロシアの古都で
ロシアの中でも最古級の教会などが
残っています。

しかし町の様子はソヴィエト連邦時代の
「無機質ドカンとデカイ系」建物が多く
古都の趣はない。

人も少なく、静かな町だ。

ノヴゴルドの観光のメインは
クレムリン。

クレムリンといえばモスクワのそれが有名だが、
そもそもクレムリンは「城塞」の意味であり
中世に各都市の中心部として機能していた場所のことである。

そしてノヴゴルドは中世ロシアの中心都市であり
ここのクレムリンの目玉は
ソフィア大聖堂
約千年前に造られた
ロシア最古の建築物だ。

クレムリンの城壁。
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城門。
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ソフィア大聖堂。
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ソフィア大聖堂は、
外壁の塗装などがよく整備されているので、
小ざっぱりしていて
千年という月日の重みは感じられない。

しかしその新しさは
創建当初の状態(新築)に近いということであり、
千年も前の人々が見た姿と
同じ姿を見ることができる
ということなので
それは興味深くもあった。

城門を反対側にでるとヴォルホフ川にでる。
凍てつく風が旅人を襲う。
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川沿いには夏の名残り、
ビーチバレーのコートがある。
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橋の反対側にもいくつかの歴史的建造物があるが、
開館時間にも関わらず、どこも閉まっていた。
オフシーズンはたまにこういう不運がある。

公園内の掲示板に催し物の告知があった。
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ちょうど今日、バレエがある。
演目は「カルメン」。
今日は時間があるので、後で行くことにする。

川向こうにはショッピングモールがあった。
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ここで気温は3℃ということを知らされる。
しかし風が吹いているのでもっと寒く感じる。

ショッピングモールに併設された食堂で昼食をとる。
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ロシアに入る前から、
ロシアは物価が高いよ!と聞かされていたが
それはモスクワだけのことで
地方都市はそうでもない。
こういった、セルフサービス形式の食堂なら
300円~400円ほどで食べれてしまう。
ただ、そういった庶民的な食堂を見つけ出すのに
けっこう時間がかかったりするのが常だが・・
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味の方はスペシャルじゃないが、おいしく頂ける。
ロシアでスープを頼むとクリームを入れるか聞かれる
入れましょう。
まろやかでおいしい。

さて
私はソヴィエト連邦が解体する前後を知ってる世代なので
ロシアといえば
「深刻な物不足」というイメージがまだあります。
パンや缶詰を買うのに氷点下の中、何時間も並んだりする。
あの映像のイメージです。

では現在のロシアはどうなのか。
ショッピングモールに入ってみました。

電化製品、化粧品、日用品、娯楽商品。
品揃えは日本の地方都市のデパートと変わりません。
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物不足は過去のことのようです。
こんなのまである。
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made in china です。

こちらはCDショップに売っている車の修理マニュアル。
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ロシアでは日本車もよく見かけます。

ショッピングモールをでて町をぶらつき、
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教会を見て
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夕暮れにバレエを観にシアターへ行きます。
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ここのシアターは実にへんてこな形をしてます。
ロシア・アヴァンギャルド的というか、カフカ的というか、
陰鬱な感じがする、ソヴィエトらしい建築です。

チケットは最安で300ルーブル(約750円)
けっこう高いです。
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お客さんの入りは6割程度。
美人多し。
「ロシア人は笑わない」とよく言われますが、
みなさん談笑しています。

「ロシア人は笑わない」というのは間違いで、
ロシア人はロシア語を話さない人に対して笑わない
というのが正解のようです。

バレエの方は、ビゼーの「カルメン」を使った(生演奏ではない)
コンテンポラリーのバレエでした。

ダンサーのテクニックはともかく
振り付けはアイデアがユニークで
楽しく観ることができました。
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そしてノヴゴロドに夜がきました。
町は明らかに氷点下の寒さ。
吐く息が白すぎて前が見えません。
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氷点下、人気のない町角。
どこかの町と似た雰囲気だなと思ったら
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そうだ
真冬の釧路だ
と思い当りました。

ノヴゴロドに行きたくても行けない人は、
釧路に行けば
近しい雰囲気が味わえるかもしれません。

さてロシアの地方都市ノヴゴロド
すばらしく感動的ということもなく、
まあこんなもんです。
では今回はこれで
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