森です

あなたは命がけで国立公園を周ったことはありますか?


今回はクロアチアの国立公園、
プリトヴィッツェ国立公園
の様子をお届けします。

この国立公園は、知名度はあまり高くないけれど
神秘的でとても美しい国立公園です。

私がプリトヴィッツェ国立公園に行ったのは11月後半です。
クロアチアの首都・ザグレブから
日帰りで行けます。

ザグレブ→プリトヴィッツェ国立公園へのバスは
ザグレブのバスターミナルから出ています。
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中央駅からバスターミナルは徒歩10~15分くらい。

朝7:30のバスで出発。
これの次のバスは10:30分なので
日帰りをするなら
7:30分のに乗りましょう。

(現地にホテルもありますが高い)

所要時間は2時間~2時間半。
片道80クーナ(約980円)。

そして2時間半。
プリトヴィツェ国立公園に到着。
!!道が完全に凍ってる!!
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・・・まるでスケートリンクです。
階段もこれ。
P1080660_640.jpg
思わず笑ってしまったくらいアイスな状態です。

*さてここで参考までに
バス停にあった時刻表の画像をアップしておきます。
ただ、この通り運航してるかは微妙。
100%信用しないこと。
なるべく窓口で確認しましょう。
P1080679_800.jpg
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不安な心を残しながら公園に入ります。
もちろん公園の中も、超アイスバーン状態。
アスファルトの表面は完全に凍っていて
気を抜くとすぐに転倒します。
道のわきの土の道を選んで歩きましょう。

チケット売り場では、
「道が凍ってるから、公園の半分は立ち入り禁止になってるけど
それでも入場する?」

チケット売り場のお姉さんはそうおっしゃいます。
そのぶん入場料は半額になって40クーナ(約450円)。
(ローシーズンは入場料80クーナ。ハイシーズンは110クーナ)
さすが観光国クロアチア、こういったサービスは
しっかりしてますね。

入場してから船に乗りますが、
どこも、ここもい、かしこも、パーフェクトに凍ってます。
まるでアイス・エイジ

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土も草も木もすべて氷で覆われている。
気温はまだ、氷点下ではなさそう。
夜と昼、寒暖が激しいようで
白いのは雪じゃなく、全て霜
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霜が景色に摩訶不思議な彩りをそえています。

地面を覆う枯れ葉ももちろん凍っています。
歩くとバリバリ音がして
まるでドンタコスの上を歩くような楽しさ(*’∀’*)/
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白い霜の足跡がつきます。
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冬の湖は静かで
あたりは霧。
俗世からはるか遠くに来たような
幽玄な景色です。
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船着き場にフェリーがきました。

あ、団体客が乗ってる、
こんな悪条件でもツアーは決行されるんだなあ・・
・・・
・・・・
日本人だ!

近年、
東欧は観光地としての認知度が高くなっているようで
これまでもたくさんの日本人団体観光客を見かけましたが、
まさかここでも出会うとは。

不況とはいえお金もってます。日本人。

ツアー客はほとんどお年寄りです。
みなさん、
こんなスリッピーな地面で
無事に観光できたんでしょうか。

「いやあ、すべるねえ」
と団体客の人は笑って言っていました。
「この布をつけてって渡されたよ」
足元をみると、手ぬぐいのようなものを靴の腹から
ぐるりと巻き付けている。
ホントにそれだけ克服できるのでしょうか、この路面。
みなさん下船して、歩き去っていく。
さようなら・・・

私たちは船に乗り、国立公園の東岸へ渡る。
IMG_7846_800.jpg

そのあとは散策コースに入ります。
まず坂を行く。
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前を行くのは公園で出会ったチリ人。
「こんなだとは思わなかったよ~」
と言っていた。

初めの展望ポイントへ向かう道は
枯れ木に白い霜の花が咲いて
ちょっと見たことのない景色になっています。
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足元は危険ですが、
この風景は逆に当たりです
こんな風景見たことないもの。

展望台にたどり着きました。
霜が世界を白くしています。
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展望台から湖を見る。
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白い額縁の中に、深い碧の湖が横たわっている。
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白い霜の木々に囲まれた湖はとても上品に沈黙しています。
美しい。

林の散歩道にときどき展望台があって
白い氷の木と緑の湖を見ます。
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巨大な怪獣の背中みたいな岩に
滝が落ちます。
ここからの景色もまた絶景
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ここから湖に向かって階段を下ります。


言うは易し。

この階段が鬼すべり
ステップが完全に凍っています。

どれくらい滑るかといえば
ドリフの坂道コント(←古すぎ!)より滑ります。

今までコケずにがんばっていたチリ人の彼も
この階段ではツルりました。

こちらは一緒に行ったAちゃん。
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腰がひけてます。

私も当然転びました。

転んだら痛い。
でも笑ってしまう。
なぜだ。
童心に戻った感じです。

下まで降りて滝を見上げます
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無数のつららと流れ落ちる水の白い筋が
ひとつの芸術作品を作り出しています。


つづいて湖沿いに遊歩道を行く。
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湖は近くで見ると一層美しい。
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エメラルドグリーンの水は湖底まで澄み、
倒木や魚影がはっきりと見てとれます。
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魚なんて、まるで宙に浮いているようです。
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そんな素敵風景の中を遊歩道で歩くわけですが

この木道も、完全に凍っています。

どれくらい凍ってるのかといえば
立ち止まって強く足をふんばっても、
そのまま身体が流されるくらいにすべる。

月面ですか?ここは。

さらに湖の上の木道は幅が狭く
さらにすべった先は冬の湖。

LIFESAVINGの基本事項を頭の中で復唱しながら
木道を行きます。

ここでこんな命がけになろうとは、
国立公園ってもっと平和な場所じゃなかったっけ・・・

しかし景色は、言葉を失くすほど美しいです。
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さて
こちらはAちゃんが木道を歩く様子。
この慎重さでどれだけ足元が凍ってるかわかるはず。
動画でどうぞ。


命、脅かされてる雰囲気が伝わりますか?

ここから10分くらい木道を歩きましたが、
最終的に
命って、大事やん?
という結論から、
引き返しました。

暖かい季節なら、このまま木道を行って
小さな滝などを楽しんだりできます。

あと、閉鎖されている残りの半分にも
森の中に滝や湖が点在している
プリティな景色を楽しめるそうです。
IMG_8091_800_20120131094856.jpg

しかし私たちの国立公園はここまで。

久しぶりに、「もう一度来たいな」と思える
美しい場所でした。

プリトヴィツェ国立公園、お勧めです。

では今回はこれで。
命は大切にね!
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