森です

まだロンドンにいます。
文明のゆりかごでぬくぬくしています。


ロンドンは現代文化の
先端を走っている都市ですが

ロンドンに来る前に滞在していた
マルタ共和国には

古代文明、世界最古の石造建築遺跡があります。

古代石造遺跡といえば
イギリスのストーンヘンジが有名ですが

それよりも古いものがマルタ共和国にあることは
みなさんあまり知らないと思います。

私も知りませんでした。

首都のヴァレッタの町は島の北にあり、
遺跡群は島の南端にあります。

しかしマルタ共和国は小さな島国なので
首都ヴァレッタから遺跡までは
ローカルバスで1時間あればつきます。

では出発。

マルタ共和国の移動手段はバスです。
一回2時間有効で2.2ユーロ(約240円)
ただし
バスの一日券は2.6ユーロなので
こちらを買った方が断然お得です。

このチケットで遺跡まで行けます。

ヴァレッタから近い遺跡は、
ハイポジウム神殿とタルシーン神殿です。
この二つは互いに近くにあり、同時に行けます。

バスは81番か82番
"Antnin"というバス停で降りて
あとは手探りで見つけましょう。
まずはタルシーン神殿。
バス停から歩いて5分ほどです。
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タルシーン神殿の遺跡は住宅街にあります。
こちら
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今から5000年以上も前の石造神殿ですが
住宅に埋もれると、太古のロマンも薄れます。

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規模も小さく

「ふうん・・・」

という感じで見学終了。
6ユーロ。

ハイポジウム神殿は予約制です。
あらかじめ予約しましょう。

私は予約していませんでした。
タルシーン神殿の係員に、ハイポジウム神殿に
飛び込みで行けるか尋ねてみたら
「ちょっと待ってて」と問い合わせてもらえましたが
「ダメだ。定員に達してるって」
とのことでした。

よってハイポジウムの画像はなし。

続いて南の海沿いにある
ハジャー・イム(Temple hagar Qim)神殿と
イムナイドラ神殿(Temple Mnajidra)
にむかいます。

この二つの遺跡は、同じ遺跡ミュージアムの
敷地内にあります。

この二つの遺跡へも路線バスで行けます。
まずヴァレッタのバス停から
「X4」や「X5」で空港へ行きます。(15分くらい)
空港。
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空港から「201番」のバスに乗り換えます。

空港から遺跡までは15分くらいですが、
このバスは1時間に1本しかないので、注意しましょう。
時刻表を貼っておきます。
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空港からは1時間ごと、05分に出発です。

そして15分後
海辺のバス停「ハジャー・イム(Hagar Qim)」で降ります。
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海沿いの高台にあるバス停。
これはよいバス停です。

入場料は9ユーロ。
ミュージアムを通りぬけてから遺跡へでます。
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チケットを買う際、係員からふいに、
「犬がいるけど、危険じゃないからね」
と言われました。
「犬?」
「そう。犬」
よく意味がわかりませんでしたが、とにかく入場。
ミュージアムを出て少し行くと
視界が開けます。
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まずはハジャーイム神殿があり
そこからイムナイドラ神殿へと続く道が
伸びています。

古代人とって、神と自然は今よりもずっと
密接であったはずです。
自分たちを翻弄し、そして育む自然は
神と同義だったかもしれません。

そんな古代人が神殿を築いただけあって
この場所は特別な雰囲気があります。
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土地のエネルギーを受けて
サボテンもすくすくと育っています。
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沖に浮かぶ雲が水を支えられなくなって
海上に雨を降らせています。
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凪いだ海へ静かに降る雨。
詩的な光景です。

しばらく見とれたあと
再び歩を進め、
イムナイドラ神殿に着きました。
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これも5000年ほど前の遺跡。

とてもよく残っています。
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この遺跡は中に入れます。
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これだけの石を運搬し細工する
古代人の技術も素晴らしいですが
それよりも感心したのは
この美的センス
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どうでしょう、このデザインと模様。
厳かでありながらかつポップでもある。
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温暖な地域だからでしょうか、どこかユーモラスなものも感じます。
なにか心の余裕というか、なんというか。

この遺跡は行く価値ありです。

しばらく古代の世界に浸り、帰路へ。

すると遺跡の周りの茂みを動く物影が。。

あっ
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犬だ

なるほど、
「犬がいるからね」
とはこいつのことか。
たしかにおとなしく、危険はなさそうだ。
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「そうです。私が件の犬です」

しかし毛並みがいいなあ。
顔つきもどこか気品がある。
この土地のパワーのせいだろうか。
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少し憂いを帯びた横顔。

犬はすこし土のにおいを嗅いでから、去って行った。
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日が暮れてきた。
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この美しい風景をしばし楽しむ。
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帰りのバスも1時間に一本だ。
そろそろ帰ろう。

あ、
ここにはハジャー・イム遺跡もあります。

イムナイドラ神殿よりは
見応えとして劣りますが、
こちらもよく保存されています。
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そしてまたバスでヴァレッタへ。
旅の一日が終わります。
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さて
マルタ共和国の古代石造建築群。
とくにイムナイドラ神殿は
古代人の神に対する考えと
美的センスを感じ取れる場所でした。

犬にも会えます。

マルタ共和国はこれで終わり。
ではまた。
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