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森です

旅は安全第一

今回はダカールで出会ったスリ未遂の様子です。

こんな手があったよと
参考までにどうぞ。


ダカールの中心部、とくにポンティ通りには
いわゆるhustler(ハスラー)がたくさんいます。

ハスラーとは、
観光客を見つけては親しげに話しかけ
必要のないさまざまなサービス(街の案内とか)を
おしつけて、それで金をとろうとする者たちのことです。

このハスラーたちは、職をもたず暇なので
断ってもしつこく着いてきます。
控えめな言い方をするなら彼らは、
害虫以外の何物でもありません。

絶滅してほしい種のひとつです。

↓ポンティ通りの様子
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さて
ある夜のこと、
ダウンタウンで食事をして
ポンティ通りのバス停に向かっていたところ。
1人の物売りの男が、サッカーのユニフォームを拡げて
「買わないか?」と近寄ってきました。

首を振って断ると反対側から陽気な声で
「ハローマイフレンド!」と近寄ってくるラスタ帽をかぶった
背の高い男が近寄ってきます。

またハスラーか、とうんざりして相手にしませんが
ラスタ帽の男は笑顔で横に並んできて
「あんたのシューズ、すごくいいね!すごくいい!」
としきりに私の靴を褒めてきます。

もの売りの男もまだ私に付いてきて
「買わないか?」とユニフォームを拡げてきます。

左側にいるラスタ帽の男は歩きながら屈んで、
私のズボンの裾をひっぱり、
「あんたの靴、すごくいいね!」と褒めます。

しかし私はラスタ帽の男のそんな行動よりも、
右側にいる物売りの男が妙に近い
ということに意識がいきました。

旅の間はいつも近辺に注意を払っているので
パーソナルスペースにはかなり敏感なっています。
なので、その物売りの近さには
意識の警戒信号が灯りました。

次の瞬間、物売りの男がユニフォームを拡げたまま
ユニフォームの生地で隠れるようにして
二本の指を私のポケットにすべり入れてきます。

私はポケットに入ってきた男の指を掴んで
その指を彼の手の甲のほうへ強くねじりました。

しかし彼の指間接はかなりやわらかく
手の甲についても痛がる様子はありません
「うわっ、やわらか!これがプロの指ってやつ?」
と、変に感心した私です。

私はその指を掴んだまま
男の腰に手をまわして
「よし、警察行くぞ!」と、言ってみました。
男はフランス語で何かよくわからない弁明をします。
どうやらしらばっくれているようです。

正直なところ、このとき私に
「絶対に警察に突き出してやる!」
という強い気持ちはありませんでした。

ただ、スリを試みられたあげく
「やんちゃするなよ、まったく」と、
笑って逃してやるのも癪です。

ひとまず、強引にそこらへんのレストランに連れ込んで
事情を話して警察を呼んでもらおうかとそう考えました。

私は男の腰に手をまわして、レストランの方へ連れて行こうとする。
男はもちろん抵抗する。

ここでとっさに考える
Qここはどこ?A西アフリカのダカール

Qこいつらは誰?Aダカールのスリグループ

Q本気で警察に連れて行こうとしたらこいつらどうする?Aもっと抵抗する

Q西アフリカ・ダカールのスリグループの「抵抗」って、どういったもの?A不明

そんな一連の考えの流れから
これ以上こいつらを追い込むと何が起こるかわからんと思い
悔しいけど解放しました。

二人は連れ立って路地の闇に消えていきました。

さて

この「おまえの靴いいな!」スリは
南米やスペインでよくみかける
「ケチャップスリ」と同じ手法です。

誰かがズボンや服にケチャップをかけて
「おいあんた、服汚れてるぞ」
と親切な人間を装ったスリが服を拭いてあげたりする際に
ポケットのものを掏るといったものです。

ダカールのポンティ通りではスリの被害が多いようなので
十分に注意してください。

では今回はこれで。
_MG_5545_800.jpg
↑夜のポンティ通り
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