今回は旅の途中で行った
世界の競馬場」シリーズです。

当時
西アフリカの旅を三ヶ月で切り上げ、
イギリスに戻ってきたその理由のひとつが
競馬の華「ダービー」を観るためでした。

ダービー。
青春真っ盛りの2歳馬の頂点を決めるレース。

言ってみれば「競馬界の夏の甲子園大会

競馬レースの中でももっとも華やかなものです。

競馬が催されている国ではそれぞれダービーが開催されますが
今回は近代競馬発祥の地、
本家イギリスの歴史あるダービーの様子をお届けします。
(情報は2012年のものです)

200年以上の歴史があり、
例年盛り上がるダービー。
そして2012年は更なる盛り上がりが期待された。

なぜなら、その年のダービーは
「Diamond Jubliee(ダイアモンド・ジュブリー)」という記念行事と
重なっていたから。

「diamond jubliee」
エリザベス女王の
在位60周年を記念する行事。

数日間続くその記念イベントのスタートが
ダービーでした。

そもそもこのダービーというレースは毎年、
女王が観覧に来るレースであり
そのことからも、このレースの格式がわかるというもの。

エプソム競馬場では
ダービーも観れて、
ついでに女王陛下も見れる!

ダービーデイは、一度に二度おいしい。

ダービーの前日には、やはりエプソム競馬場で
オークス(三歳の牝馬の頂点を決めるレース)があります。
それも観ることができたので、
まずはオークス・デイの様子をどうぞ。


宿の仲間たちと一緒に
ロンドンを出発。

開催地である
エプソム競馬場(Epsom Race Course)への行き方。

ロンドンの「Waterloo(ウォータールー)」という駅から
Epsom駅まで 。
小一時間くらいです。
ウォータールー駅

そうです
あのキンクスの名曲「ウォ―タール・サンセット」で有名な
ウォータールー駅です。

電車に乗り込み、
しばらく走るとすぐに一面の緑になります。
イギリスは都市でも緑が多いですが
カントリーサイドになるともう緑ばかり。

牧草地と、林や森があり
その色合いになじむ、レンガ造りの民家がちらほら

そんな風景の中に、「エプソム競馬場」はあります。

駅からはレースコース行きのてバスに乗るか、
歩きます。
しばらくすると丘があり、
なんとそこからコースが一望できる。
エプソム競馬場ダービー


エプソム競馬場行き方


エプソム競馬場チケット
チケットがなくても、ここからなら馬が走っている姿は見える。
すごく開放的なつくり。
チケットを買わないと絶対に見れないようなシステムは
好事家しか馬に接する機会がなくなってしまう。

これくらいの大らかさがあったほうが
競馬が身近に感じられていいのじゃないだろうか。

そしてエプソム競馬場のデザイン。
やはり、というおうか
「自然そのままの地形を利用されたそのコース」

まるで
「目をつぶって地図上に指を置き、
その場所に競馬場を造りました」的な、
一望して競馬場に適しているとは思えないような土地に、コースが造られている。
イギリス競馬場

コースの周りは丘陵地帯で、
そこの地面をすこし整備してコースにした
といった感じなので、アップダウンがあちこちにある。

このコースお見て私は
これこそイギリス、といった感想をもった。

というのも、スコットランドにあるゴルフの聖地
「St.Andrewsセント・アンドリュース」ゴルフ場に行った時も
同じ事を感じたから。
ゴルフの聖地、セント・アンドリュース

イギリスではスポーツ(上流階級がやるものはとくに)は、
単なる「相手を負かす競技」なのではなく、
立派な人間性を育て、向上させる機会であるという考えが根底にあるようで、
いわゆる「ジェントルマン」を育てる機会となっている。

セント・アンドリュースも、このエプソム競馬場も
自然の地形を利用したとても難しいコース。
その自然の困難お、人間の理性と努力とで克服すること。
そのことに意義を見出している。

ゴルフも競馬も
高邁な思想がベースにある行為なのである。

しかし
そんな思想や、
騎手や馬の苦労はどこ吹く風、

庶民たちは、会場の中ではもうお祭り騒ぎ。
エプソム競馬場オークス


本場ダービー

遊園地までつくってしまっている。
イギリスダービーレース

そうだった。
イギリス人はとても高邁な理想もあるが、
しかし基本的にパーティーピープルなのだった。

貴族のスポーツなのえ
着飾った人たちもたくさんいる。
そういった人たちは、
グランドスタンドに吸い込まれていく。
オークス観戦

一般の人は、
椅子などをもってきて、好き好きにくつろいでいる。
エプソム競馬場ダービー
向こうに見えるのが、メインスタンド。


コースの内側にある広い公園には
移動式遊園地が設置され、出店もあり、マーケットも設営されて
大音量の音楽とあわせて、パーティーか、縁日そのものだ。
世界の競馬場

みんなビールやワインを飲みながら
つまみを食べて競馬を見る。
親しい人たちとピクニックに来ましたといった様子。
世界競馬場
こういうの、いいなあ。

さて、
私のチケットですが
インターネットで購入して、現地で引き換えました。

オークスがupper tattenham enclosure(15ポンド)
位置は第四コーナー近くから直線に向かう場所。外ラチ沿い。

ダービーがlonsdale enclousure(25ポンド)
位置はゴール前のグランドスタンド前。

どちらも最安のエリア。
でも、ちゃんとレースは目の前で観れます。

椅子席は基本的にスタンドにしかないので
ほかのエリアは立ち見となる。
だけどどこも芝生なので、
みんな座ったり寝転んだりできます。

ドレスコードですが
スタンド以外は、服装は自由。

さらに
コース内側のイベント会場部分は無料で入れるので
少し遠いですが、そこからもレースを観ることができる。

これが何を意味するかといえば
場所にこだわらなければ、
オークスもダービーも無料で観れる。
とうこと。

信じられますか?
世界的に有名なレースが、無料で観れる場所があるなんて。

こういうところが、ヨーロッパの懐の深さだと思ってしまう。
ロンドンの名だたるミュージアムもすべて無料だし。
イギリスのそういうところが好きだ。

epsom horse racing


epsom horse racing

オークス・デイのレース場。

馬券で勝負する楽しみだけではなく
みんな馬のいる環境と
イベントの賑わいを体感して楽しんでいる。
ヨーロッパ競馬


いつもより少しおしゃれした?
子供も馬に夢中。
epsom horse racing

さてオークスデーのメインレースは
もちろんオークス

参加料程度の金額で馬券を購入。


そして・・・・敗北

まあ、本番は明日のダービーだから
気にはしない。

その日は、会場に行ったみんなでパブへ。
イギリスパブ

エリザベス女王とテーブルを囲んで
エールビールを飲みながらみんなで反省会。
イギリスパブ

しかし結局
翌日のダービーへの作戦などはそっちのけで
ただおいしいビールと、フィッシュ&チップスを愉しむ
いつものパブタイムになった。

そしてみんなで宿に戻る。
本場フィッシュ&チップス

次回はいよいよ、ダービー・デイ。
賑わいは最高潮。
そしてエリザベス女王を生で見ることはできたたのか。

こうご期待。
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