森です

記事は先日のスペインのトマト祭り

いよいよトマト祭り当日の様子です。

私たちが選んだ場所は、ハム取りが行われる広場から、
トラックが来る方向に行ったところ。

結果的にここはベストポジションでした。
いずれ大量のトマトが撒かれます。
おそろいのユニフォームを買いました。
サングラス、シャツ、それぞれプライマークで1£。
海パンは4£。
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祭りはまず「生ハム取り」から始まります。
ポールの先につけられた生ハムを誰かが
とったら、それが祭りの始まりの合図。

みながどっと、棒に群がりますが、
ポールには潤滑油が塗られていて、かなり
というか、絶望的に滑ります。
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「これはムリやろ~(笑)」と
そんな感触がじゃんじゃん伝わってきます。
しかも、みなで協力して足場などを組んで
上に達すればいいものの、みんなわれ先に
人を踏み台にすることしかしないので、
これで取れたら、奇跡に他なりません。

誰もが
「あほ、みんなもっと協力しろ!」と思っていますが
いつまでたっても、それは叶いません。

通路では、ピエロが観衆に水をかけます。
ピエロは地元の人ですが、なぜかみんな目が据わっていて怖い
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祭りの前に水浸しです。

午前9時、このころでも通路に人の流れはあるので
裏道から周ってくれば、簡単に中心部に入れます。

1人の若者がポールの横にあるやしの木に登り始めた。
何をするかと思えば、そこから洋服を投げた。
洋服はポールの先にひっかかる。
大歓声
「もっと俺に服をよこせ!」
と若者はやしの木の上からアピール
みんな服を投げ、それを生ハムに投げつける。

しかし服は引っかかるだけ、生ハムは落ちず。
「服を!もっとくれ、服を!」
と若者はアピールするが、ちょっとまて
それで生ハム落とすのがありなら、
下から洋服投げればいいじゃん!
と突っ込みたくもなるが、みんな浮かれているので、細かいつっこみはいらない雰囲気だ。
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いつまで待っても生ハムはとれそうにないので、
ちょっと遊んでみた。

Tシャツをかぶって
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「ここはどこ?」的なノリで

通路をうろつくと、
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みんなぺたぺた触ってくれました。
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さて
生ハムは一向にとれず。
これは正午のタイムアップを
待つしかないかと思っていたとき

通路の向こう側か騒がしくなってきた。
遠くにトラックがみえる。
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「バーーン」
号砲があって、いきなりトマト祭り開始

時刻は午前11時。予定よりも1時間早い。
生ハムは?と見ると、やはりまだとられていない。
今年はタイムアップが11時になったみたいだ。

無数の人の中をトラックがゆっくりとやってくる。
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遠くでトマトを巻いている姿が見られて、うずうずしてくる。

遠くで赤い物体が空を飛ぶのが見えて
人々は興奮で飛び跳ねて
そのカオス状態がトラックとともにこちらに近づいてくる。

そして
トラックきた。

トマト巻いた

はじまった!!
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これだけ人数がいると、3,4個のトマトを拾うのがやっとだ

さすがに1台目だとそれほどトマトまみれにはならない

拾って投げるにも、落ちているのも少ないくらい。
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しかし、

二台目、三台目と畳み掛けてきたあたりから
とんでもないことになってくる。
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あたりはトマト一色とかわってきた。
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身体はトマトでまみれ
服はトマト色に染まり、
足元はトマトに沈む。

頭にトマトが当たり
耳にトマトがつまり
目はトマト汁で染みて
髪にトマトがからみつき
トマト臭のなかでトマトを投げあう。

・・・つまり
大・興・奮!!
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トマトを投げるだけの祭りだけど
なんでこんなに楽しいんだ!!

めちゃくちゃすぎて
腹の底から笑える

トラックは数十トンのトマトを積んでやってくる。
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人々は足を踏まれないように必死でよける。

そしてよけた後はトマト増し、再び狂乱のトマト投げが始まる。
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足元はすでにトマトの海。

飛び込んだら、みんなからトマトをかけられる。
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こうやって1時間、ひたすらトマト投げが続けられるが
この1時間の濃密なこと!
半日くらいトマト漬けになってたくらいの印象だ。

とにかくあのトマトの赤い色と、みんの明るい狂乱は、
最高の一言。


こうやって無事(?)トマトまみれになれた私たちは
大満足で祭りを終えた。
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ユニフォーム使用後
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アンジー君は開始早々シャツを破られた。

さてここから帰宅
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人々は一斉に駅へと流れていく。
付近に小さい蛇口はあるが、シャワーなどは見つからない。
間単に顔だけ洗えるくらいだ。

トマトを払い落とし
(トマトまみれだと電車にのせてくれない)
着替えて、水着と洋服はすべて捨てた。
そしてバレンシア行きの電車に乗る。

身体のあちこちから、乾きかけたトマトがぽろぽろと
落ちてくる。
肩をはらえばトマトの塊
耳をほじればトマトの塊
変な目やにで目がぼやける
トマト後遺症である。

電車の中もやはりトマトの匂い。

これがバルセロナまで続くが
周囲の人は
「ああ、トマト祭りね~」といった感じで
みんなの汚れた姿もすべて承知のようだ。

このあとバレンシアには午後4時ごろ到着。
バルで食事をして
電車でバルセロナへ。
二人ともトマト疲れで轟沈。
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宿に戻り
シャワーを浴びて、すべてのトマトを洗い落として
これにてトマティーナ終了。

ああ、トマティーナ

なんて楽しい祭りなんだ!

今まで経験した祭りのなかで一番の面白さです。

少しでも興味のある方は、一度はどうぞ。

想像以上の楽しさがあります。

では。
今回はこれで。
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