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森です

スリランカにいます

今回もイラン。
今回はヤズド、
ゾロアスター教の鳥葬施設を見に行きました。

イスファハンからヤズドはバスで4時間強
70000リアル(2.3ドル、約180円)
やはりイランの交通は安すぎます。

バスターミナルは荒野にポツンとあって
ほんとにここヤズドなの?
と不安になるような環境ですが、ヤズドです。
バスターミナルからはバスで市内に出れます
タクシー運転手がいつものように
「バスはない」「市内までは20キロある」
と、あらゆる嘘で惑わし、タクシーに乗せようとします。
私に殺しのライセンスがあれば、彼らの額に穴をあけてやるのに。

バス停はターミナルの正面の駐車場を抜けたところの左手にあります。

さて
ヤズド






土壁の旧市街とバザール
昔ながらのイランの町並みです。








観光のハイライトは、ゾロアスター教系のもの。




善の側の神、アフラマズダの紋章

ゾロアスター教は火を神聖なものとして崇めます
ヤズドにある寺院には
火が祭られています
これはここで700年燃えているそうです。

これがゾロアスターさん

生年が紀元前13世紀から7世紀と
ものすごい幅をもつなぞのお方

そして沈黙の塔へ
ゾロアスター教が鳥葬をするために造った塔です。

鳥葬とは、葬儀の一形態で
鳥に死体を食べさせる葬儀のことです。

火を崇める彼らは、死体で火を汚すことを嫌い
土葬も同じ理由で避けたそうです。
だから鳥に食べさせるという着眼がすごい。

沈黙の塔は街の外れにあります

スグディジー広場から
アトラスィー広場まで行って

アトラスィーから「ダフメ(沈黙の塔のこと)」と唱えれば
どのバスに乗ればいいか教えてくれます。

バスの運賃は一回1000リアル(2.6円)
たまげる安さです。


塔の南徒歩五分くらいのところでおろされます。
荒野に立つ塔。

入場料は無料
「You、勝手に入っちゃいなよ」という感じ。

塔はふたつ



塔へ登ると、この町が砂漠の中にあると実感。




水と緑の多い日本で育った私がこの風景を見ると
ちょっと途方にくれてしまいますね。


ここに死体は置かれ、鳥はそれをついばむ。

それがゾロアスター教徒の肉体の終着点ということです。

日本は火葬ですが
ここに立ってみると
鳥葬もいいなと、そう感じます。

私はいま旅人で、そして旅人は
誰の役にも立ってない存在です。

旅は自分の楽しみのものだけです。
移動をして物見をしてまた移動する
充実はしていますが、なんの生産性もなし。

もし旅の途中で死んだとしたら
最後は土葬なり、鳥葬なりと
使わなくなった肉体は土や虫や鳥や、
他の生き物の役に立たせるくらいは
したいと思うことがあります。

火葬は、灰にして終わり
あっさりしていいかもしれませんが
「そこで途切れた感」があります。

生きてる間に私の肉体は
この世界のたくさんの物を摂取して維持しました。
その分のわずかでも、この世界のほかの何かに還元できればと、
そう思うことがあります。
この世界に還りたいという帰属の欲求もあるかもしれません。

そして年を重ねて肉体が衰えていくほど
若いときより
肉体への執着が弱くなっている気がします。

さてさて
普段、自分の葬儀の方法なんて考えもしませんが
やはり旅をしてると色々なことを考える機会が増えます。

では
ヤズドの沈黙の塔でした

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