森です

地中海沿いにトルコを抜けて

ギリシアのアテネに来ました
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ギリシアといえば
ヨーロッパ文化の源泉です

そしてギリシアの夏の
文化的生活と言えば

観劇です

ギリシア時代の町にはたくさんの劇場があります

そこで催される悲劇や喜劇は
ギリシア人たちの共同体としての美意識を
現わし
人々は共感し
笑い
怒り
涙し
そして劇場ではまた、
新しい共同体としての意識も
形成されていったのです

夏はこういった催し物のハイシーズンで

屋外での舞台公演も盛んになります

古代劇あり、ミュージカルアリ、コンサートありと、
内容はさまざま

ギリシアにいるなら
コロッセオみたいな古代劇場で
なにか見たい!と思っていたら

ありました!

なんとエピダウロス劇場で舞台公演!

エピダウロスの劇場は、
紀元前4世紀に建設され

ギリシアで最も保存状態がいい古代劇場として知られています

世界遺産にも登録されています。
2400年前の劇場で
劇が見れるなんて
めったにない体験です

これは毎年夏になるとギリシアで催される
アテネ・エピダウロスフェスティバルのひとつで
六月から九月まで、
ギリシア各地さまざまな催しがされます

舞台監督はサム・メンデス
アメリカの大物舞台監督で、
映画「アメリカン・ビューティー」
でアカデミー賞をとりました。

演目はシェークスピアの「冬物語」です

チケットは当日でも買えました

アテネのチケットオフィスに行って買います

エピダウロスはアテネから二時間以上
かかる場所にあるので

この公演にあわせて各旅行会社が特別便を出していますから
そのバスチケットも買います

開演時間は午後9時
夜の闇の中で上演しようとしたら
この時間になってしまいます。
ヨーロッパの夏は、陽が長いですからね

そして夕方にバスへ乗り込みます
そしてピダウロスへ向けて山道を行く
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乾燥した大地に灌木
といった風景が続きます

約三時間後、エピダウロスへ到着

普段着の人、すこしきちんとした格好の人、ドレス姿の人
みんな思い思いの服装で劇を楽しみにきています
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堅苦しい感じはまったくなし
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そしてエピダウロスの古代劇場
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大きいです
1万4000人収容できます
それだけたくさんの人の、ニーズがあったということです
きっとギリシア各地から、集まったのでしょう

観劇は
古代ギリシアの人たちに大人気の娯楽だったのです

山際に陽が沈み、あたりは次第に暗くなっていく
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陽が暮れてからの開演なので
夜の帳が降りるにつれ
開演への期待が高まっていきまs

みんなの熱が少しづつ高まっていくのがわかり
この雰囲気がとてもいいです。

夜が来ました客席はほぼ満席
舞台がライトアップされます
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夜の闇のなかに浮かびあがる舞台、

そこには別世界があります
人間の生が凝縮された空間です

夜がやってくるのを待って
9時40分に上演開始

夏の夜
私たちと同じように
こうやって劇を見たであろう
ギリシア人たちとその世界との
繋がりを感じつつ

2時間半で舞台は終了

一生忘れない夜となりました

サム・メンデスの演出は
奇をてらうことなく
素朴なものでした

*アテネに帰りついたのはなんと午前4時
バスを降りてホテルまで20分歩きましたけど、
アテネの治安は悪くなさそうでした
もちろん、タクシーをつかまえた方がベターですが・・・

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