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パンゴン・ツォ
標高4249mに浮かぶ紺碧の湖。

レーからは日帰りツアーがたくさんでている。
だったらバイクでもいけるだろう。
ラダック地方をドライブしたかったので、
レンタルバイクで日帰りパンゴン湖に挑戦した。

結果、かなりタイトなスケジュールになったので
バイクで日帰りする人は参考にしてください。

タイムリミットは、レンタルバイク返却の午後8時までに
レーに戻ってくること。

注意点は二つ。
1、前日の夜、閉店時間ごろに
 レンタルバイク屋からバイクを貸してもらっておく。
 バイク屋は朝8時に開くが、それでは出発は遅い。
 夜明けと同時に出発するために、前夜から借りてホテルに停めておく。

2、ゴンパなどに寄り道をしない。
 私はついでにと、ティクセ・ゴンパに立ち寄った。
 ここで一時間ほど過ごし、そのせいで途上で
 ろくに休憩もとれなくなった。
 パンゴン湖だけに集中しましょう。

さて
レンタルバイクはレーの町にたくさんある。
相場はどこも同じ。私は手ごろなものを選び
160ccのもので、一日700ルピー(約1050円)。
ガスは満タンにしておけばパンゴン往復余裕です。

朝6時半に起床。
用意はしてあったので、着替えるだけ。
装備。8月下旬。
ヒートテックシャツ。Tシャツ。長そでシャツ。パーカー。ライトダウン。ウィンドブレーカー。
ヒートテック。アウトドアズボン夏用。
靴下。デッキシューズ。
手袋、なし。

ガソリンは1リットル74円。
8リットル。669ルピー。

7時に出発。
湖までの道は、ティクセ方面への道に入れば
あとはカル―の分岐点まで一本道で迷うことはない。
パンゴン湖ツーリング

20分ほどでティクセ・ゴンパが左手に見える。
坂の上にある巨大な寺院。つい足が向いてしまう。
ここで1時間のロス。

分岐点のカル―で朝食。
野菜を香辛料であえたようなやつを
挟んで焼いた例のおいしいやつ。それとダル。やはり豆の味が濃い。
パンゴン湖ツーリング
40ルピー(60円)。

9時に分岐へ入る。
パンゴン湖ツーリング

しばらくは、緑の中を通るが、やがて広い未舗装の道へ。
パンゴン湖ツーリング
どこも道を工事中だ。
ラダックは、工事はほぼ人力。大勢の労働者がいる。
そういえば、朝のメインバザールの前にも、仕事をもらう労働者たちが
集まっていた。

道は、舗装もあれば、未舗装もある。
いろんな方法で、ドライバーを責めてくる。
水責め、落とし穴、滑り砂などなど。
頻繁なギアチェンジと、バンピーな路面への対応で
気が休まる暇がない。

時には水が川みたいに流れていたりする。
パンゴン・ツォ
その水がとても澄んでいるものだから、踏んでいくのが申し訳ない。

かと思えば、底が見えないような汚れた水たまりもたくさんある。
底が泥になっていたらアウト。
そうじゃないことを祈り進んでいく。

アスファルトはどこも陥没している。
避けていたらきりがないし、避けきれない。ひどくないところを探して
進んでいく。
パンゴン・ツォ日帰りバイク

高度が上がっていく。4私は経験上、000までは大丈夫。
パンゴン湖ツーリング

4500mあたりから、徐々に耳鳴りと、頭痛がひどくなる。
チャン・ラ峠

4000m後半をしばらく走り、5000mを超えた。
頭痛はある。しかしこの広大な景色のなかを運転していると
それもあまり苦じゃなくなる。
パンゴン・ツォ日帰りバイク

突き抜けて青い空。
あまりにも巨大で、果てがないものに囲まれると
どんな音も小さく聞こえ
どんな動きも鈍くみえる。
そして普段、自分のなかで声をあげ騒いでいる
様々な感情が、とても些細なものなっていく。

そしてチャン・ラ峠の最高地点。
チャン・ラ峠

ここにもゴンパがあり、経文の書かれた旗が風に揺れ
その言葉を四方へ散らしている。
パンゴン・ツォ
標高5360m。
今までの人生での最高高度だ。
大気は薄く、音は少なく、視界は遠くまではっきりと見渡せる。
空は近い。


チャン・ラを越えたらじきにパンゴン湖かと思っていたが、
それからまただいぶ走った。

この道がまた悪路。
すでに100回以上はバウンドしているはず。
シフトチェンジする左手も疲れてくる。

でも景色は変化に増してくる。
パンゴン湖ツーリング

パンゴン湖日帰り

パンゴン湖日帰り
水があるところに緑があり
緑があるところにはそれを食む動物がいて、
その動物を飼って命をつなぐ人がいる。

そういった命の関係性を目の前に感じながら
湖へと向かう。
そして山間に、蒼い影が見えてきた。
パンゴン湖日帰り

まちがいない。パンゴン湖だ。
そして近づいていくと、その蒼さが際立ってくる。
13:00、カル―の分岐から4時間。パンゴン湖到着。
パンゴン・ツォ
まったく、なんて碧さだろうか

パンゴン・ツォ

聴いていた通りの美しさだ。
空もよく晴れて、絶好の色合いになっている。
この湖畔をドライブする、至福の瞬間を味わう。
パンゴン・ツォ

湖面は静かで、空をまるごと呑みこんだように碧い。
パンゴン・ツォ

湖畔にはいくつか村があり、宿泊設備も整っている。

丘の上からしばらく眺める。
カル―分岐から湖まで4時間かかったので、
暗くなる18:00前までにはカル―へ戻りたい。
そのたえめには、14:00に出ないといけない。
1時間しかないのが残念だ。
ティクセゴンパでの1時間がここで響いてきた。
ランチのリンゴとパンをかじりながら、湖と向き合う。
パンゴン・ツォ
たくさんの国を旅してきて、4000mの湖にやってきた。
もう十分すぎるほど、よいものを見たと、そんな感慨が湧いてくる。
なにか区切りがついたような気もする。
湖と向き合って、これまでなかったそんな感情が胸に生まれる。
この気持ちが本物かどうか、
帰国してからわかるのだろう。

1時間、湖の前で休んでからレーへと戻る。
パンゴン・ツォ
帰り道、さすがに体が疲れてきている。
集中力を切らさないようにする。
パンゴン・ツォ日帰りバイク
日もどんどん傾いてきて、車通りも少なくなり不安がわく。
パンゴン・ツォ日帰りバイク
悪路と闘いながら、再びチャン・ラ峠の頂上へ。
ロバとともに行く人。こんなとこにも人が住んでいる。すごい。
パンゴン・ツォ日帰りバイク

そして18:30、暗くなる前になんとかカル―から街道へ戻る。
パンゴン・ツォ日帰りバイク

ここからレーまで約1時間。
バイクの返却時間が20時だから、ギリギリだ。
それでも少し寄り道をしてしまう悪い私。
これはスタクナ・ゴンパだろうか。外観だけだが、雰囲気がよい。
スタクナゴンパ

ラダックの夜道は街頭がなく、
暗くなるとかなり道の視界が悪くなる。
できればレーまで明るいうちに戻ったほうがよいと思う。
パンゴン・ツォ日帰りバイク

19:45、レーに到着。バイクを返却。
ガソリンは満タンから2/3程度減ったくらい。
これでパンゴン湖への日帰りバイク旅行は終了。

ほんとうに、もう、くたくただ。
4000、5000mの峠の悪路を
10時間も運転したから無理もない。

日帰りは可能だが、必ず早朝発、寄り道をしないで行くべきだ。
峠の途中で日が暮れたら、運転できないと思っていい。

パンゴン湖は美しく、向こうで一泊する価値はあります。
どちらにせよ、ぜひ行ってみてください。
自分のなかの世界がまたひとまわり拡がると思います。

今回はこれで。
では。
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