本場インドで食べるカレーは、
日本で食べるインドカレーよりおいしいのか。

美味しいなら、どれくらい差があるのか。

インドの旅を終えた今、
そのことについて書いてみます。

結論から言うと
日本で食べるインド料理は、
どの店もとてもレベルが高く
本場インドのレストランと比べても
遜色がないように感じました。
(値段は別の話)

その理由を考えてみると
シェフのレベルが高いから
という結論に達した。

まず
日本でレストランの開くときのことを考えてみる。
レストランの経営者としては、
店をうまくやっていくには
レベルの高い料理をださなければいけないと
そう考える。

だから本場インドからシェフを日本に招聘するとき
本国でも高レベルの料理店にいたシェフをひき抜こうとする。


フランスやイタリアと違って
インドを始め、アジア諸国からなら
名の知れたホテルやレストランのシェフでも
賃金的には抑えめでひき抜くことができるのだ。

そして日本では、
食材なども少々コストがかかっても、
本場とそん色のないものを出せば
高い料金を払ってくれるのである。

ということで
日本で食べられるインド料理やアジア料理などは
どの店も高水準にあると思う。

日本にあるインドレストランでは
そこらの店でも
インドの中級~高級レストランのシェフが招聘されていたりする。
そしてスパイスもふんだんに使うし、
丁寧に作るから味はおいしいということになる。

正直
実際に日本のインドカレーは
インドで食べたカレーと比べて、味は劣らなかった。

それが私の感想です。

さてここで
もう少しインドの、インド料理店の状況を話したいと思います。

インドのインド料理店は、カレーにしぼって言えば
以下の三つのレベルの味が存在する。

Aタイプ・最高級の値段と味のもの
Bタイプ・普通の値段と味のもの
Cタイプ・安くてそんなにおいしくないもの

Bタイプは町の庶民派レストランから、
ある程度の高級店までが含まれるから
価格帯は一番幅広い。

料金はどれくらいかというと、
たとえばBタイプのレストランで
チキンカレーのハーフサイズ
150~300ルピー(230円~450円)くらい。
ハーフサイズといっても、日本の二人分はあるから
一人100円~200円くらいの感覚だ。
日本の十分の一ほどである。

Bタイプの料理店の例はこちら
ラダック地方のレーにあった
インド料理屋「budsha restaurant(バドシャー・レストラン)」

メインバザールの西、タクシースタンドの近くにある。
本場チキンコルマ

階段のぼる。
レーのレストラン


そこで頼んだチキンコルマ。
チキンコルマ
150ルピー。生姜がけっこう効いてる。
クリーミーでとてもおいしい。

Bタイプのレストランは、どこも味のレベルはだいたい同じで
外れがなくおいしい。
料金の上下はけっこうあって、
その差はサービスの違いと思っていいだろう。

外国ではサービスは商品だ。
清潔だとか、エアコンがあるとか。
そういったサービスの有無で
味とは別に料金が加算されていく。

Bタイプのレストランのカレーは、
どこも満足できる味である。
日本のインドカレー店の味は、
このレベルにあると思っていい。

Aタイプの高級店は、本当に超一流の店で
サービスも完璧だし、味にも隙がない。
価格も上限がない。
私は試しに数回、有名店の食べたが
しかし「今まで食べたことがない!」
くらいの感動はなかったというのが正直なところだ。


さていよいよバックパッカーの話。
バックパッカーが一番お世話になるのは
Cタイプのカレーである。

Cタイプのカレーは、おもにターリーとなる。
(南部ではミールズ)

ターリーとはワンプレートの定食で
二種類くらいのカレー(だいた7いは豆のカレー)と、
ジャガイモのマサラあえ、ピクルスなどが盛られている。

ターリーしかないCタイプ専用の店もあれば
Bタイプのカレーがあって
定食で安いターリーを置いてあるところもある。

たとえば、マトゥラの裏路地の定食屋さんの場合。
マトゥラレストラン
インドでは定食屋=カレー屋である。
インドではマサラからは逃れられないのだ。

店によっては英語メニューがなく
品ぞろえが読めないこともある。
本場ターリー


mathura restaurant

こういうところで店主とコミュニケ―ションをとりながら
意中のものをオーダーするわけだ。
しかし
ちゃんと注文できたかはわからない。
何が運ばれてくるかドキドキしながら待つ。
そんなことは日本の食堂ではない。
旅の楽しさでもある。


安く、そして失敗しない食事尾するには
ターリーを頼むのが一番だ。
ターリーはだいたいどの店でも用意している。

こちらがターリー。
インドターリー
これはデラックスターリーで、ライスがフライドライスだった。
カレーは、単品のカレーよりもコストが抑えられているので
スパイスが少なく、薄い。

このターリー、
何が素晴らしいかといえば
ライスやチャパティ(薄いパン)、カレーもお代わり自由という太っ腹なのだ。

ベジ(菜食)のターリーで、ワンプレート60~90ルピー(90円~140円)くらい。
脂っこさはなくさっぱりしている。

まずくはないが、そんなにおいしくもない。
それがターリーの味である。

日本のインドレストランの中には
安い値段でランチビュッフェなどをやっているところもある。
そうった店のカレーは、単品のものに比べて手間をかけられないので
それほどおいしくないと思う。
ターリーの味が、それに似ている。

そしてバックパッカーは
このターリーばかりを食べるのである。
理由は、お金の節約のため。
だからだろうか、
知り合った旅人はだいたい
「インド料理最高においしいー!」
という印象はないのだ。

かといって、
毎日Aタイプのレストランなどは
予算的に無理だ。

Bタイプのレストランのカレーは
けっこう脂っこくて、胸やけするかもしれない。
これはBタイプレストランのチキンカダイカレー
チキンカダイ
脂がじゃぶじゃぶである。

日々ターリーを食べて、ときどき単品のカレーを食べるくらいが
ちょうどよいのかもしれない。

ということで
本場のインド料理だが
結論としては
日本のインドカレーは、
本場インドのものと同じくらいおいしい

という事ができると思う。
値段はインドの10倍近くするけど
それは考えても仕方ない。

以上
インドで食べるインドカレーについての感想でした。
ritz restaurant india
↑パナジ、リッツレストランのフィッシュターリー
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