世界百麵相
今回は、北京名物の北京炸醤麺です。

北京の夜を、麺類を求めて徘徊する。

そして夜の闇のなか、ネオンに浮かび上がる「麺」の文字。
北京炸醤麺
私の行く先に麺類あり。ああ、私は麺の神に愛されているのか。
(本当は調べて行きました)

この「一碗居」は、北京名物の炸醤麺で有名な店。

入店すると、古の中国を思わせる店づくり。
北京炸醤麺

メニューを手に取ったら、ウェイターがすぐにボールペンで
「これだろ」と、炸醤麺を指す。

いや、そうなんだけどさ、
でもそう指摘されると、なんか癪だな。

しかしここに来てクラゲの炒め物だけ食べて帰るとか
そんな変な意地は張らない。
「そう。それください」
と北京炸醤麺を注文した。

しばし待つ。
まるでジャッキー・チェンの映画に出てきそうな店内。
椅子も、ジャッキーが闘うとき器用に利用するあの椅子だ。
北京一碗居

北京炸醤麺

そして運ばれてきた。
その17麺相:「一碗居」の北京炸醤麺
北京一碗居

これ、確か肉味噌を麺にかけて、混ぜて食べるんだよな。

しかし隣の客は、少し味噌をつまんでは
麺の上に載せて食べている。
それが北京式なのか?通のやり方なのか?

試しに真似して食べてみる。
あまりおいしくない。

麺自体はふやけていて、そして風味も少ない。
味噌だれはかなり濃くて、それがあたる舌の部分だけ
塩辛い。

これはどう考えても、豪快に混ぜてから食べるタイプだろう。
味噌ダレはかなり脂こいし、これでふやけた麺を
コーティングするタイプだろう。

しかし隣の男は、姿勢もよく常連の風情で
そして食通面(どんな面?)もしている。

あいつの方が正しいのだろうか。

味噌だれをぶっこんで混ぜるのは、
蕎麦つゆにワサビをいれてかき混ぜるくらい
無粋な事なんだろうか。

そう疑問に思っていたら、近くのグループ達にも炸醤麺が運ばれてきた。
そして彼らは、ノータイムで味噌だれを碗に投入。
ガシガシとかき混ぜていった。
やっぱりそうじゃん。

隣の男をみると、残りの味噌だれを碗に投入して
かき混ぜていった。
お前はいったい、なんなんだ。

私もさっそく味噌だれを投入して、かき混ぜる。
丼の下にあった麺が湯気をあげて、表へとリフトされる。
その熱で味噌がゆるで、ちょうどよく麺に絡んでいく。

肉味噌の濃さもほどよくいきわたって、
コクと醤油の甘みが食欲をそそる。

ただ、飛び上がるほどおいしくはない。
量も多く、塩辛いのでときどき食べたくなるような麺類だ。
しかも夜中、健康を考えると決して食べてはいけない時間に。

そのときも午後10時だったが、客足は途絶えていなかった。

以上。
北京炸醤麺でした。
ではまた次麺。
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