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ノルウェーのフィヨルドに沿ってひたすら北上する。

「これがフィヨルド!でっかいなあ」
と感心していたのも最初のころだけ。

途中から、
「もういいよフィヨルド。お腹いっぱいだよ」

と思ってくるほど、フィヨルドづくしだ。

この世界には
私とフィヨルドと羊しかいないんじゃないかと
そう思えてくるくらい立て続けにフィヨルドだ。


ただ、三つ目に到達した
ノールフィヨルドの近くには
氷河がある
ブリスクダール氷河といって、
ヨーロッパ最大規模氷河だそうだ

これは一応見ておかなきゃと、
最寄りのオルデンという村へ向かう

ガソリンスタンドに車をとめると
一人の女性が声をかけてきた

大きなトランクをひっぱっている
彼女は氷河に行く方法を、訪ねてきた。

ここらは民家すらほとんどなく
バスの本数も
タクシーもすくない場所だ

「今から車で行くから、一緒に行く?」と誘ってみる。
「そうしてもらえたら助かるわ」
ということで、彼女の友人もう一人と
ブリスクダール氷河に行くことになった。

彼女たちはスペイン人で、
エリカとオレンハイムという。

シーズンオフの、ノルウェーの奥地まで
バスだけでよくここまで来たものだ。

「ホステルの人に聞いたのよ。氷河のふもとまでバスで行けるって。そしてそこから40分も歩けば氷河に着けるって」
「そっか。でも車のナビは、氷河への道がでないんだよね」
「まあ、行ってみましょうよ」

彼女たちは詳しい地図ももっていない
行けば何とかなると思っていたらしい。
そしてこうして、何とかなってるからたいしたもんだ。

しばらく走ると、氷河が見えてきた。
「おお、すごい!」

遠目からでもかなりの迫力
さすがヨーロッパで一番規模の大きな氷河だ
IMG_2696_640.jpg
しかし、遠目からでもわかるように
氷河に到達するまでは
かなりの急斜面がある。

いや、急斜面というより壁だ。

「・・あれを40分登れば、氷河に着くの?」と私。
「そう聞いたのよねー」
「特別な道具、持ってきた?アイゼンとか、ハンマーとか」
「ないわよ。あなたは?」
「ないね」
どうやってあの崖を登ろう。

氷河観光って、そんなに過酷なものなのか・・
そんな不安とともに車は山の下に着く

駐車場に止めて看板を見ると
どうやらすぐそばに、アクセスしやすい氷河があるようだ

氷河は山の上から広範囲に広がっているらしく
手軽に見られるところまでが、歩いて40分のところにあるのだ。
「さすがにあれはねえ」
と、崖をみて笑う3人。

歩くこと45分、氷河のふもとまできた。

氷河へは侵入禁止のようだ。

氷に青色が閉じ込められたような
あわいブルーが神秘的です
ときどき氷の軋む音がする
IMG_2747_640.jpg
同行二人

しばらく氷河を見たあと下山。
ふもとのバス停まで彼女たちを送り、
そこで別れる。

さあ、
フィヨルド観光もいよいよフィナーレ
ガイランゲルフィヨルドに向かいます。

ようやく雲が晴れてきて
ときどき太陽の光がのぞく。
IMG_2985_640.jpg
VIVA!太陽!!
太陽の光って偉大ですね、
気持ちが明るくなりますよ。ほんとうに。

北欧はすでに紅葉シーズン。山々が赤く色づいています。
IMG_2987_640.jpg

ふと休憩した道路のわきに
小さな湖がありました
その周りの草も赤くきれいだったので
そちらへ降りてみました

寒冷地帯のこのあたりは
植物相も日本とは違います。
でもきれいに紅葉してました。

日本ではあまり見ることのない色づき方です
IMG_2905_640.jpg
これもフィヨルドでしょうか、規模は小さいですが

この谷には背の高い植物は生えていません
しかし丈の低い植物たちが、見事に色づいています
IMG_2842_640.jpg
一面燃えるような赤です
IMG_2862_640.jpg
苔も赤くなるんですね
IMG_2955_640.jpg

IMG_2928_640.jpg

ここは交通量も少なく
人は誰もいません

こういうところで
ひっそりと美しく色づいているのをみると
なんだか胸が締めつけられます。

私がここに来ても、来なくても
これらの草は変わらず秋になれば、
今みたいに燃えるように赤くあるのだと、そう思うと、
無性にせつなくなるわけです。
なんでしょうね、こういった気持ちって。
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そしてガイランゲルフィヨルド到着
IMG_3013_640.jpg
ここのフィヨルドも、立派なフィヨルドでした。

いや、もうフィヨルド、ほんとにごちそうさまです。
IMG_3020_640.jpg

さて、
これで予定していたフィヨルドはすべて見た
これからどうするか。

レンタカーの貸出期間はあと4日。
4日で何ができるかなあ。
どこまで行けるか。

なんて、悩むふりしてますが
心はもう決まっています。

北極圏まで行こう

無理そうだったら引き返せばいいし
それにもしかしたらオーロラも見えるかもしれない!

そしてナビをセットしました。
行きさきは北極圏のさらに先
オーロラが見れるというスウェーデンの町です

そして
ナビの小人たちがはじき出した計算結果は!

なんとここで次回に続くのでした

ただいまヘルシンキ午後12時
明日の朝8時の船で、エストニアへ向かいます。
いつ更新できるかわかりませんが
続きを楽しみにお待ちください
では~
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