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レンタカーを借りたストックホルムには
もう戻れないと覚悟して
ルーレオでレンタカーを乗り捨てることにする。

その前に、このロヴァニエミに住むという
あの人に会っておきたい。

子供のころから私に素敵なプレゼントしてくれてきた
あの人、
サンタクロースに。

午後4時
ロヴァミエニのツーリストインフォに着く

サンタクロースのような体格をしたおばさん(←失礼)に
サンタクロース村への道をきく

「車で行くの?じゃあ簡単よ、この道をまっすぐ行けばいいだけ」
と、地図を見せながら教えてくれる親切なおばさん。

「だけど、5時で閉まるのよねえ」
「ああ、知ってます。だけどここから30分もあれば着きますよね」
「10分で着くわよ。でも、5時で閉まるのよ」
「ええ、4時半に着けば、入れてくれますよね」
「うん。だけど、5時で閉まるから今日はだめ」
???

どうも話が噛み合わない。
もしかしたらと、今の時刻を訪ねる
「ええ。だから5時になっちゃったから」
???
もしかして時差があるの?

「フィンランドって、スウェーデンより1時間遅いんですか?」
「そうよ、ああ、そっかそっか。知らなかったのね。あらあ、残念だったわね」
と、彼女も了解した様子。
同じ北欧だから、
てっきり同じタイムゾーンを採用してると思ってたら、違ったのだ!

さあどうしよう

We're calculating

と私の頭の小人たちが計算をはじめる

サンタ村が開くのは翌朝10時から
明日の朝一番でサンタ村に行く

そこから車を返却するルーレオの町まで
3時間と見込む

返却時間は午後2時
フィンランドからスウェーデンに行くと、時差で1時間早まるから
11時にサンタ村をでたとして
余裕は4時間か

いけるな、たぶん
明日、サンタに会ってから行くことに決定。

そしてロヴァニエミのホテルにチェックイン
2人部屋のドミで30ユーロ(4000円

みんな!ドミで4000円だよ!
ちくしょう、眩暈するわ、マジで。

やっぱり北欧は高い!
アジアじゃドミトリー300円とかだもの。

ホステルの廊下にアジア系の女性がいた

「カードキーを差し込んでもドアが開かない
どうやって開けるの?」

と訪ねてくる
ここのキーはかなり強く押し込めなきゃ開かないと、
それを教えると、彼女のドアもちゃんと開いた
彼女は韓国人で、名をキム・ヘヨンという

「ありふれた名前でしょ?」と彼女は笑うが
それがありふれてるのか、私にはわからない。

ドミトリーで同質になったのはイギリス人のナイジェル
陽気でよくしゃべる

彼の英語はイギリスの地方訛りが強く、
聞き取るのが難しい
「聞き取りにくい?俺は早口って言われるんだ」
それが原因じゃないのだ、ナイジェル。

部屋に私のシーツが用意されてなかったので
レセプションにきくことにした

しかし私のいるホステルにレセプションはなく
このホステルの管理をしているのは
「サンタクロースホテル」
という、街のど真ん中にあるホテルである。
このホステルからは、歩いて10分ほどの距離だ。

ちなみに私のいるホステルの名前は「ルドルフ」である
サンタクロースが管理しているだけはある。

ついでに食事をしようと
ナイジェルもホテルをでる

廊下でまたヘヨンに会う。
そして彼女も町を見物がてら
一緒に外にでることになった

こうやって誰かと一緒に食事にでかけたり
キッチンで一緒に料理して食べたり
そういうことがあるのが、ドミトリー宿のいいところだ

ロヴァニエミの町はそれほど大きくない
かなり冷え込んできていて、
私もヘヨンもマフラーを締め直す
ナイジェルはフリースだけで平気そうだ

「サンタクロース・ホテル」のレセプションで
私のシーツがないことを告げると
じつに丁寧に謝罪してくれた。

そのうえ、
サンタクロースホテルでの朝食クーポンをくれた
「ここの朝食11ユーロするんだぜ。やったじゃん」
ナイジェルが言う。
「朝食が11ユーロ(1500円)!?クレイジーだな」
私が言う。
北欧で、人並の旅行をしようとしたら
日本の倍の値段、かかるかもしれない。

そのあとレストランで食事をした。
私はいつも、
食事は大衆食堂やファストフードですませるが
今夜は特別だ。
どの国でも一度は
レストランに行って
その国の名物料理を食べるようにしている。

今回はフィンランドの名物という
トナカイ肉を食べてみた
P1070083_640.jpg
大きな鍋とソースがきた。

一皿2600円もするけど、三人前はある。
三人で分けて食べる。
P1070082_640.jpg
左にトナカイ肉、右にマッシュポテトみたいなもの

甘酸っぱいベリーソースをかけて食べるのが北欧流臭みはほとんどない。
そこに甘酸っぱいベリーソースが予想以上によくあいます。
「ルドルフを食べて、ルドルフに泊る」と私
「その通り」とナイジェル。
ヘヨンは赤鼻のルドルフ(トナカイの名前)の歌を知らないようで
なんのことやらと、首をかしげていた

食事を終えて三人でオーロラを見に行くことに
星も見えはじめて、期待もふくらむ

車で郊外に行くと
そこには満天の星空があった。
「ワオ!」
とナイジェルが声をあげる
「ほー」とヘヨンがため息をつく

ただ、美しい星空だけどオーロラはでていない
やはり、毎日でるもんじゃないようだ
「もうすこし待とうか」
ということで、三人で空を見ながら過ごす
流れ星だ
あれは人工衛星だ
あの星座が北斗星で、あれが・・
と話しながら過ごす

「あはは」と、ナイジェルが笑いだす。
「おもしろいね、こんな寒い夜に外にでて、空を見上げてるなんて、
なんだか子どもの頃に戻ったみたいだ」
「そうだね。しかも明日はサンタに会いにいくことだし」
と私が言う
「そうそう」
とヘヨンがうなずく。
ヘヨンはサンタに会いに、この町に来たのだという。
サンタは韓国の子供にも人気のようだ
世界的な著名人なのである。

それから2時間ほど
場所を変えながらトライしましたが
けっきょくオーロラは現れず

残念
それでも楽しい夜を過ごせたのはほかの2人のおかげだ
ありがとう

さて次回は北欧ドライブのフィナーレ
サンタクロースに会いにいきます。
いったいどんな人だろう。
お楽しみに。
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