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旅をしていると、いろんな目的・興味を持っている人に出会う。

トレッキングだったり、料理だったり、服だったり、釣りだったり、音楽だったり。

少数民族の文化に興味をもったり
国際政治に詳しい人もいる。

そんな政治通からよく聞いたのが、
「沿ドニエステル共和国」の存在だ。

沿ドニエストル共和国は、国際社会では未承認国として扱われている。

ルーマニア系の多いモルドヴァが旧ソから独立するとき、
ロシア系の住民地域が勝手に独立してしまったのだ。

この地域の国力はモルドヴァ本国に劣らないし、
ロシアの支援もあり、
強引に叩き潰すこともできず、いまに至っている。

「あそこは、旧ソ連の雰囲気がかなり残っていますよ」
と、政治通の人はみんな、解体した超大国の残り香を愉しむように
そう話したものだ。

私はそこまで強く、未承認国に興味があるわけではないが
彼らが愉しそうに話すのに触発されて、訪れてみることにした。

今回は、未承認国「沿ドニエストル共和国」の様子を書きます。

沿ドニエストル共和国の首都は「ティラスポリ」だ。

モルドヴァの首都、キシナウのバスターミナルから
ミニバスが出ている。
沿ドニエステル共和国


途中で国境があり、そこで入国の手続きをする。
こんな申請用紙をもらって、記入していく。
沿ドニエステル共和国
滞在ホテルを記入する欄もあったが
「日帰りだよ」と一言添えて空欄にして出して、何も言われなかった。

審査というより、登録のようなものがすみ
許可のハンコが押された用紙をもらう。
沿ドニエステル共和国

ミニバスの終点は、ティラスポリの駅だ。
そこから、町の中心まで10分くらい歩く。
人気は少なく、治安はとくに悪そうでもない。
沿ドニエステル共和国


中心街にでると、両替所があった。
ここでモルドヴァの通過レウから
沿ドニエストル共和国ルーブルへと両替する。
未承認国
未承認とはいえ自国の通貨を持っているとは、
国としての体裁は整っているようだ。

さっそく町を歩く。
沿ドニエステル共和国

モルドヴァは東欧のなかでも、ラテン的で明るい人たちが多いと感じたが
この町はとても静かだ。
未承認国


未承認国


町の様子は、まさしく旧ソ連圏の
そして歩いていくにしたがって、だんだん旧ソ連的な風景となっていく。
ティラスポリ

この愛想のない町の感じ(笑)
たしかにソヴィエト的だ。
ティラスポリ


ティラスポリ

ベラルーシのミンスクは、旧ソヴィエトの「都市」という感じだったが
ここは旧ソヴィエトの「地方都市」という風情が残っている。
無機的で、機能重視で、堅いイメージだ。

スーパーを発見。覗いてみる。
ティラスポリ


品ぞろえは結構よい。
ソヴィエトみたいに物が足りないということはなさそうだ。
アイスを買った。
ティラスポリ

剥いて食べた。
ティラスポリ

住宅街を歩く。
ティラスポリ


ティラスポリ


沿ドニエステル共和国的ランチ


セカチョク
うーん、キリコ的な景色。
もしここに住んだら、今日の空模様みたいに退屈の雲が
毎日頭の中を覆いそうで、想像するだけで憂鬱だ。

セカチョク

世界一周


ドニエストル川にでた。
この川沿いに拡がるから、沿ドニエステル共和国と呼ばれているのだろう。
世界二周


途中で食事をする。
沿ドニエストル的な料理はとくにない。
ここら一帯と、食事は同じだ。
沿ドニエステル共和国の食事

東欧のビールはおいしい。安い。素晴らしい。
沿ドニエステル共和国の食事


メニューにあった、パンのクリームシチュー詰めを注文。
蓋をとると、アツアツのクリームシチュー。
沿ドニエステル共和国的ランチ


想像通りのおいしさ。
世界二周


それからまたしばらく町を散策して、
遅くなる前にキシナウへ戻りました。


沿ドニエステル共和国的ランチ

秘密警察に監視されるとか、悪徳警官に尋問されるとか
そんな心配もあったが、とても平穏だった。
そして、旧ソヴィエトのあの陰鬱さを、存分に味えたので、
行ってみて良かったと思う。


東欧をゆっくり周れる人は、
ここに立ち寄ってもよいかも。

それと、
旧ソヴィエト的な香りは、ベラルーシの方が上でした。

それでは今回はこれで。
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