世界二周目
旅も長くなるとそれこそ数え切れないくらいの
町を訪れることになる。

ゆるいスケジュールの時期は
気にいった町があれば、数日滞在を伸ばすこともある。
そいう気ままさは、長期旅行者の特権的な部分だ。

なんとなく居心地がよくて、数か月単位で長居してしまった
などという話も時々耳にする。


長期滞在(沈没ともいう)者が多い町に
どんな特徴があるか、なにが決め手となるか。
共通点はあるのかなど、そのことはいずれ考えるとして

今回は個人的に、あまり長いする気が起きなかった街の話をします。

それがここ、ルーマニアの首都・ブカレスト。

ブカレストには二回行ったが、どちらのときも
「一泊だけでいいや」と、
駅に着いた瞬間にそう感じる街だった。


二回とも列車で到着したわけだが
まず
駅の周りの治安があまりよくない。
というのが強く影響していると思う。

ゴミは多いし、建物は汚れているし、人気も少ない。
海外メトロ

昼間から仕事もせずにふらふらしている連中の姿がある(※私もその一人?)

安宿が駅の近くにあるので、ここを歩かないと荷物を下ろせない。

最初の1時間くらいの印象が、とても悪いのだ。
外国地下鉄


海外地下鉄


しかし街の他の地区が明るければ
マイナスはチャラになる。
街の印象も変わるだろう。

宿(部屋も結構陰気)!に荷物を下ろして町に出る。


ブカレストは大きな街で、地下鉄が走っている。
ブカレスト地下鉄


おお、たくさん人がいる。

それだけでけっこうほっとする。

あれ?
地下鉄はかなり近代的だ。
これはもしかして、案外過ごしやすい街なのかも?

外国メトロ


海外鉄道


piata unilii駅から地上へ。
ブカレスト街歩き

うーーん、なんか雰囲気が暗い。

しかしこの近くにあるプスカニ地区は
旧市街で、石畳のとても雰囲気が良い場所らしい。


そこに行って食事をするのが、まず第一の目的だ。
ブカレスト観光


そして旧市街へと向かって歩く。


5分ほどで到着。

なんじゃあ、こりゃ!

buharest caru cu bere

内戦でもあったのか?

どうやらここら一帯が大々的に整備されるらしく
石畳が剥されて、雨でぐちゃぐちゃになっている。
buharest caru cu bere


歩行者用の通路も適当な設えで、
泥の上を歩いて足元はかなりぬかるむ。

ブカレストは決して私にいい顔をみせてくれない・・・


ルーマニア観光


お目当てのレストランは開いていた。
それだけはありがたかった。
このレストランはsの内装の美しさで有名らしい。

たしかに、とても雰囲気がよかった。
↓店内の様子はこちらに書いておきます↓

旧市街はもうあきらめた。

栄えてる場所で普段着のブカレスティアンの様子を観ることにしよう。

東欧宮殿

商店が増えてきた。

ルーマニア的なハイセンスなグッズがあるかと思い
ショーウィンドウを覗いてみる。

共産党施設

・・・招き猫っ!?


これがブカレストの素顔とでもいうのだろうか。


こちらは、この時期ヨーロッパの各地で観る牛のオブジェ。
bucurest snap

周囲の景色は近代的な造りになってくる。
セカチョク東欧

かろうじて走っている車から、ルーマニアっぽさを感じとる。

チェコの車「SKODA(シュコダ)」
世界放浪

ルーマニアの車「Dacia(ダチア)」
ルーマニア車ダチア(Dacia)

だが、街から強く惹きつけられるなにかが感じられない。
ルーマニア料理


旧ソ連っぽい暗さ、いかつさなら、ベラルーシのほうがダントツだ。
中欧っぽい優雅さは、ハンガリーやチェコのほうがあると思う。

なんか中途半端なのだ。
ルーマニア人は陽気だと聞いていたが、
雨模様のせいかみんなおとなしい。

うーん、どうしたものか。

もう少し観光しようと、世界で二番目に大きい建築施設だという
「国民の館」を観光した。↓


それで一日はおしまい。

最後まで、この街に特別に愛着をもつような体験はなかった。


いいとこ探しは諦めて、宿に戻る。

剥きだしのエレベーター。
剥き出しの箱が降りてくる。
パプリカソース


廊下。
「シャイニング」的ないやーな圧力がある。
ブカレスト宿


部屋にもどり、ベッドの上でビールを飲む。

電気を消して、言葉のわからないテレビ画面を眺める。
ブカレスト安宿


外でときどき、犬の吠え声や、空き瓶を蹴る音、

なにかを呪詛するようにわめく声が聴こてくる。


「ここに長期滞在はないわな」


一日の締めくくりに
疲れたように笑いながら、改めてそう思う。

そんなブカレストの街でした。

以上
世界一周中に出会う、
肌の合わない街の話でした。


おしまい。

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