1年間の世界一周目を終えて帰国後

うまいヌードルに飢え

麺獣(ビースト)と化し東京を徘徊する私。

世界百面相のコーナーです。

今回牙をむくのは

こちらは純日本風の麺類
「SOBA」 desu.

あ、失礼
しばらく外国にいたので
つい横文字が出てしまいました。

蕎麦ですね。

私は福岡に住んでいます。

福岡にはおいしいものがたくさんありますが
蕎麦に関しては、胸を張ることができない。

蕎麦はやはり
東京のほうがおいしい。

美味しい店が、そこらへんにたくさんある。
歴史があるそば屋もたくさんある。

福岡と佐賀の県境の三瀬高原に
蕎麦屋街道として名乗りつつありますが
やはり全体のレベルは、東京にはかないません。

よし
東京で蕎麦を食べておこう。
それも東京らしい老舗で。

というわけで
久しぶりの東京です。
ベタな観光地へ行った折りに
蕎麦を食べてきました。
↓にわか外国人目線での東京観光の様子はこちら↓
にわか外国人旅行者、東京を歩く
俄か外国人が浅草を歩いたよ

目的地はベタに
浅草界隈。

パリに行ってシャンゼリゼ通りを歩くように
ロンドンでトラファルガースクエアに行くように
やはり浅草は外せないのだ。

中央線でお茶の水で降りて、
神田から秋葉原、そして上野から浅草へと歩いていく。

神田明神。
OH ファンタスティック。
灯篭

ジャンパニーズガール、キュート!
東京神社

浅草だ。ビッグランタ―ン!
浅草雷門

団扇。お土産に買うネ。
団扇



そして麺的目的地
蕎麦屋に到着。

「並木の藪そば」です。
老舗蕎麦

藪系蕎麦の、
いわゆる「三大藪そば」の一つですね。

ほぼ百年の歴史があります。

「かんだ」と「池之端」は食べたことがあったので
今回はここにしました。

店構え
いいですね。

看板の「ぶ」と「ば」がなんかすごい

よく外国で目にするでたらめな日本語みたいになってる。

日本語を見よう見まねで書いたような、あれです。


だが額にかかっている看板はいいですね。
寂がかっていて、これぞ日本の美意識といった感じです。

昼時を外していたので、並ばずに入店できました。
神田藪そば

内装はシンプル。
畳や柱が蕎麦色にくすんできている。
純和風だ。
こじんまりとして、居心地が良い空間だ。

6月にしては暑い日だったので
ビールを注文して喉を潤す。

そして蕎麦は
シンプルにざるを一枚。

江戸っ子は食事に時間をかけないと聞いた。

さっと食べて潔く出る。

蕎麦だけじゃなく江戸っ子気分も味わおう。

その40麺相:並木やぶ蕎麦のざるそば。

並木藪そば

おお、美しい。
まるで水揚げされた魚みたいに
蕎麦肌が活き活きとした輝きを持っている。

ビジュアルだけで、エロティックとすらいえる
舌触りを予感できる。

まずは蕎麦だけで一口。

うん。
よく冷えた、清涼感のある蕎麦だ。
冷ややかななかにも、
蕎麦の苦みと甘みがしっかり感じられる。

歯ごたえもあり、蕎麦が育まれた
土の豊かさを思わせる。

ツユにネギをちらす。
箸を割り
ワサビをつまんで蕎麦の上に載せる。

蕎麦の半分ほどを
ツユにつけてすする。

外国人は、麺類やスープをすする音が嫌いだ。
下品だと教えられているのだ。

しかし郷に入っては郷に従え
ここは盛大にすすろう。

そうすると
麺に付着した汁やスープが
霧状になって口の中に拡がるから
音を立ててすすったほうが
風味としては上がるのだ。

ワインやコーヒーなどをテイスティングするときに
すするのと同じ原理である。

もし蕎麦屋やラーメン屋、うどん屋などにいって
麺類をすするのをためらっている人がいたら声をかけてあげよう。

Don't be shy ! Make noise!

と。

やぶ蕎麦のツユは、やはり濃い目だ。

醤油が強く、けっこう尖って感じる。

だから、少量づつ付けて食べた方がよい。

蕎麦の裸の部分が多いだけに
蕎麦自身の味もよくわかる。

蕎麦をひょいとすくって

つゆにちょんとつけて

ずるっとすすり上げる。

蕎麦の薫りを喉と鼻に感じながら

そんなことを繰り返していると潔く、
痛快な気分になってくる。

それもまた、蕎麦を食べる楽しみの一つだと思う。

料理にはそれぞれ、
食べる人に、その料理ならではの
気分にさせてくれることがある。

そして
老舗で食べると
そんな独特な気分に
十分に浸らせてくれるものだ。

並木のやぶ蕎麦では
味もさることながら
浅草の老舗蕎麦屋ならではの
愉しさに浸らせてもらいました。


満足してさっと店をでる。
そして観光の続きを。

今回はこれで。
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