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麺類を求めて世界を彷徨う。

世界百麺相のコーナー。

今回は
新旧が入り混じる大都市
マレーシアの首都・クアラルンプールでの麺類です。

クアラルンプール(略してKL)の中心部は
高層ビル街で、近代的である。

タイヤインドネシアなど
東南アジアの躍進を象徴するかのような景色である。
世界二周


クアラルンプール観光


私は中心の巨大ビル街を離れるようにして歩いていく。


目的はもちろん麺類だ。

ただ
バックパッカーには
中心街のビルの中に入っている高級レストランを食べる予算はない。

食費で贅沢するよりも、長く旅を続けるほうに予算をかけたい。

チェーン店などはだいたい退屈だ。
マーケティングされた味つけというか

おいしくなくはないのだけれど、
風味が均されていて、物足りなくなることが多い。

それならもっと庶民的なエリアを探索したほうがおもしろい。

地元の人たちが食べているような
ドローカルな麺類が食べたい。

ラクサ


この日は勘が冴えないのか
それとも運が悪いのか

ローカルでにぎわっている店がなかなか見つからない。

もう昼時もだいぶ過ぎて、
たいがい腹が減ってきたので
「次に見かけた店に入ろう」と決めた。


そして通りかかった一軒の店。
外見はとても庶民的。

そして客の姿は、ちらほらだ。

だが次の店に入ると決めていたので、入店した。

メニューはなく、従業員が何を食べたいか聞きにくるタイプ。

「ヌードルを!」
と頼むと、こちらの意を汲み取ってくれた。

どうやら、マレーシア名物の
「ラクサ」があるらしい。

そして運ばれてきたのがこれ
その47麺相:「ペナン・アッサム・ラクサ」

マレーシアラクサ

うーん、まるで底なし沼のような外見です。

骨もなにかも、魚の全部が入っとる。

一口食べてみる。

「・・・プリミティブ!

海洋国家に日本で育った身である。
魚の風味には、舌が慣れていると思っていたが
これには驚いた。

魚臭すぎる

このペナンアッサムラクサは、
青魚から出汁を撮るらしい。
しかし、
煮込むときに魚を洗わなかったとか?
そう疑いたくなるくらい、魚の臭みが強いのだ。

いや、強いというより、ひどい。

こんなに魚臭い料理は、生まれて初めて食べた。
このスープは濾すという作業がまったくされていない。

きっと魚を丸ごとぶち込んで、野菜とスパイスと
ぶちこんで、魚の骨までやわらかくなるくらい、
煮込み、醤油やハーブで味をつけただけなのだろう。

魚は鯖でしょうか。

大量の生姜が入っていますが、魚の臭みは残っている。

魚貝系のラーメンを形容するときによく
ガツンと魚ダシが効いた
とか表現される。

このときの「ガツン」は、グローブをつけてきれいなストレートで殴った「ガツン」だ。

しかしアッサムラクサの魚ダシは、
グローブなし、握りこぶしで力任せに殴りつけた「ガツン」といった感じ。

味の救いを求めるように、
スープをかき分けると麺が登場。
ペナンアッサムラクサ

おお、つるつるの米粉の純白。

掃き溜めにツル。
この沼のようなスープのうえで咲く
蓮の花のように輝いている。

だがこの米粉も、
ベースである原始的な魚の味と香りの前では
なんの主張もできず、
長い物には巻かれろ的に
魚味の一部となってしまっている。

この荒々しさには参った。
水揚げされたばかりの鯖で後頭部を殴られたような衝撃だ。

魚の出汁のヌードルといった点では
日本と似ていて親近感をもてるかと思ったが

そんな甘いものではなかった。


地元の人間はこれをうまいと食べているのだろうか。

店には客がほとんどいない。

それが意味することは?

それにしても、小骨が多すぎて
食べるのがめんどくせえ。

さて
マレーシアで
ペナンアッサムラクサを食べたことがあるみなさん。

いったいどんな味でした?

本当はもっと洗練されていて、おいしいんでしょうか。

それともかなりクセのあるものなのでしょうか。

ぜひ感想を聞いてみたいものです。

今回は、かなり荒々しい麺類体験となりました。

ではこれで。
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