上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2017年3月に、中国山東省に行ってきました。

メインの目的は泰山登山と、本場で青島ビールを飲む事です。

そして、この青島ビールが感動するほどおいしかったので
まずはそれを自慢ご紹介します。
青島啤酒 原漿

青島ビールは、中国最古のビール会社で100年以上の歴史があります。
ドイツの統治下にあった青島で
ドイツ人がビール工場を開設したのが始まり。

そのせいかだいたい、中国ビールは薄味なのですが
その中でも青島ビールは、比較的しっかりした苦みとコクがあり
けっこういけるので、中国に行ったときはよく飲んでいました。

だから青島に行ったからには、
本場の青島ビールを飲めるのを楽しみにしていました。

どんなものでも本場でいただくものが、一番おいしい。
ダブリンのパブで飲んだギネスビールは、日本で飲むのとは別物。
↓格段においしかった。↓
ダブリン徘徊・そして本場ギネスビール

青島もそうにきまっている。

そう期待して、青島ビール博物館のあるビールストリートへ。

青島ビール博物館への
バスの「十五中」というバス亭から歩いて十分くらい。
または、205、221、604
というバスが「青島啤酒博物館」に停車する。
青島ビール博物館

私が博物館に着いたのは、16時40分
「博物館は16:30分でクローズだよ」
と門衛にいなされる。
ちなみに、青島では英語はほとんど通じない。
身振り手振りと笑顔でコミュニケーションだ。

ビール工場のビールが一番おいしいに決まっているから
すこし残念。
工場直営のビールバーがあるはずだが、近くにそれらしきものはない。

それでも、青島ならどこでもうまいビールが飲めるだろうと
目の前にあるビールストリートと言われるレストラン街の、
一つのレストランに入ってみた。

ここらのレストランで、
ビールは一杯1.3リットルほどのピッチャーが基本で、50元(800円)
中国ではかなりの高値である。

一人でそんなに飲んだら気持ちよくなりすぎてしまうので
半分で注文できないかと頼んだら
30元で、半分でいいということになった。

頼むのは
青島 の「原漿啤酒」
啤酒(ピージャオ)はビールのこと。
原漿は無濾過のことです。

この無濾過ビールは、酵母をろ過していないもので
ビール酵母が生きたままの、とてもフレッシュなビールです。
生モノなので品質管理が難しく、数日しかもちません。
刺身みたいなものです。

この原漿がすごくおいしいと聞いていた。
工場直送の、無濾過ビール。
その味はどうだろう。

この店ではしかし、
原漿のタンクが入り口の脇にじか置きされていて
そこからピッチャーへ注いでいた。
その時点で、嫌な予感がしていた。
おい原漿って、品質管理、重要なんじゃないのか?


まあ、飲んでみないことにはわからんか。
青島ビールの選び方

一口
・・・
・・・・・・
あれ、、、、
ぜんぜんおいしくない

こんなもんなのか?

このビール、たぶんものすごく古くなってると思う。
イギリスでも、怠惰なパブでは、古くなったビールを出してくるが
それがちょうどこんな感じだった。

気が抜けて、だらしなくて、風味も少なく、すごく退屈な飲み物だ。

何度飲んでも、もう一口、という気にならない。

このレストランは、外れだ。
ビールストリートは観光地化しすぎて
地元の人はいかないって聞いてたが
こうまでひどいとは・・・・


楽しみにしていた青島ビールは、こんなものじゃないはずだと
まだ希望を捨てずに、ビールストリートを歩く。
青島ビールストリート


足元にはビール街ならではの意匠が
青島啤酒 原漿
なかなかユニークでかわいらしいマスコットたちだが、
青島 青島啤酒 原漿
そんなものでは癒されない。
腑抜けたビールを飲まされたせいで心が荒んでいます。

どの店も最初のレストランと同じような雰囲気で、もう信用できません。
青島啤酒 原漿

すると、面白いものを見つけました。

ビールの量り売りです。

青島では、小売店でタンクからのビールの量り売りが普通にできます。
そしてその販売方法がおもしろい。

ビールをビニール袋にいれて売ってくれるのです。
青島ビール原漿

普通の生ビール、黒ビールもある。
ここで再び、原漿に挑戦。
価格は、一斤(500g)15元(240円)

量り売りなので、10元ぶんもらう。
青島ビールビニール


きちんと、秤で重量を見せてくれた。
良心的です。

これをどうやって飲むかといますと
青島ビールビニール袋
ストロー

ビールをストローで飲むのは初めてかもしれません。
そして味は・・

おいしい!

さっきのレストランとは、まったくの別物です。
なにより、新鮮。
爽やかで、華やいでいます。

やっぱりこれが正解だよな~
と、機嫌がすっかり直りました。
するとすぐ目の前に、青島ビール・バーの建物がありました。

ビール工場に併設されたバーです。
博物館は閉館していましたが、ビールバーは夜まで営業していました。
博物館の入り口からだいぶ離れているので
気が付かなかったんですね。
青島ビールバー

これまもっとおいしいビールを飲めるだろうと
スキップして入店しました。
Tsingtao IPA

店内はとてもモダンです。
インディアンペールエール

明るい雰囲気で
アメリカの地方都市のスポーツバーといった感じ。
青島工場併設ビールバー

青島 原漿


メニュー板。
ビールは四種類あります。
青島ビールバーメニュー
生ビール
原漿(無濾過ビール)
ヴァイス(白)ビール。
IPA

ヴァイス(白)は、ドイツ統治下にあったから
なんとなく納得します。

でも、IPAがあるとは意外でした。

IPAは、インディアン・ペール・エールの略で、
昔イギリスで、インド用に輸出されていたホップの苦みが豊かな
エールビールのことです。
私が大好きなビールでもあります。

これは後日試すことにして、
まずは原漿を注文。
500mlで15元(240円)。
500mlは、1パイント(568ml)より若干少なくらいですから
日本で飲むよりもかなり割安です。
青島ビール原漿
色が濁っているのは、ろ過されていないためです。

一口飲んで、驚きました。
酵母が生きてるだけあって、風味がものすごく豊かです。

ホップの苦みや、爽やかさ、麦芽の風味、どれも鮮度がみずみずしい。
刺身でいう、キトキト、というやつでしょうか。
まるで、もぎたてのフルーツを齧っているようです。

そう!
こうじゃなくちゃ!

一口飲んで、鮮度を堪能して
また次の一口が楽しみになる。
そんなグッドなビールならではの、幸福な時間です。
間違いなく、今までで飲んだ青島ビールで一番おいしいです。

別物だ!と言えるくらいのおいしさ。

バーテンダーの人に、
「さっき外のレストランで、原漿飲んだんんだけど、ひどかったよ」
と言ってみました。

「そうそう。外のはダメだよ。古いし、混ぜ物してる店もあるし
ここのが一番うまいよ」
と言っていました。
おっしゃる通りだと思います。

つまみは、ハニーピーナッツと、ビールナッツ。
こちらも、なかなかいける。

青島ビールのこの日は、さすがに飲みすぎたので
後日、IPAを飲みに再訪しました。

もう他のレストランには目もくれず
工場直営のビールバーへ。
青島ビールバー


今回はIPAを注文。
外国ビールサーバー


注意書きに
「ここのビールは、24時間冷蔵保管しています」
とあるから、やはりそれくらいの管理は必要なわけだ。

青島IPA


これがIPA
500mlで20元(330円)
青島ビールIPA

ああ、琥珀色の
なんと美しい色でしょうか。

では味の方は・・・

これ、めちゃくちゃうまい!

蜜のような香り、そして蜜のような味
それにホップの苦み、わずかな酸味、
そして麦芽のコク、すれらすべてが爽やかな鮮度のなかにあります。

私はイギリスに滞在していたとき
本場のエールビールを毎日のように飲みましたが
その中でも、当たりだ、と思ったエールビールと同じくらいのレベルです。

高い醸造技術と、しっかりした品質管理があって
初めて実現する宝石のようなビールです。

まさか、本場青島のビールがここまでおいしいとは
想像をはるかに越えました。

嬉しい。
嬉しすぎる出会いです。

ナッツをつまみながら、
大画面でNBAを観て
うまいIPAをゆっくり飲む。
満ち足りた時間です。

さて次は白ビール(ヴァイス)を試そうとしましたが
品切れとのこと。

残念です。
ってことで、原漿を注文。
青島ビール原漿
この濁り具合が、いいんですね。
酵母たちが生きている証拠。

無濾過の新鮮なビールを出してくれる
小さなブリュワリーが、日本の町にたくさんできてくれないかなー
と、私はそんな妄想をします。

IPAのリッチな風味の後では、
ちょっと印象薄くなるけど、おいしいのは間違いない。

というか
単に私がIPA好きなだけで
こちらの方が好き!って人もたくさんいると思う。

テレビでは、NBAの76ers の歴代トップ50プレイが始まっていた。

バークレー、マローン、アーヴィング、アイバーソン
エンビード?すげえブロックするやつがいるんだなー

うまいビールを飲みながら
好きなスポーツを、大画面で観る。
最高じゃないですか!!

青島の街は、欧米風の雰囲気にそっくりなんですが
こんな欧米風の楽しみ方までできる。

中国の中にあって、中国らしからぬ
そんな旅先でした。
青島 原漿
関連記事
スポンサーサイト
 中国  0  0

コメント

コメントの投稿

トラックバック

トラックバック URL
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。