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「自己紹介を更新する」
「旅人の感覚をとりもどす」
「アジアをでたい」

という動機から、15日間の休みをなんとか獲得して
出発した「15日間世界一周」の旅。

第五回にして、まだ初日のニューヨークである。
このペースだと、一日5回×15で、全45回になってします。
西郷どんと同じくらいだ。大河だ。
久しぶりにアジアをでると、やはり刺激が多いので
観たもの触れたもの手当たり次第に書いてしまう。

だけど、それでもよい気がしている。
観光地などの情報は、私ではない誰かが書くだろうから、
そちらに任せるとして、
私はもっと、その土地の素の様子を紹介していこうと思う。

奇麗なものばかりではない、くたびれたもの、汚れたもの
暖かいもの、妖しいものなど。

さて前回のブルックリン歩きから、
友人宅へ遊びに行くためにマンハッタンのソーホーへ。

ブルックリン地下鉄。
ブルックリン地下鉄
人気はないが、危なさそうな雰囲気はない。
ニューヨークの地下鉄は古く、汚い。
マンハッタン地下鉄

世界の地下鉄

そしてソーホーへ。
マンハッタンの南、
昔は倉庫群があった地域で、家賃の安さからアーティストたちが集まり、
ギャラリーが増え、家賃が上がって、高級感のある地区となった現在。

高層ビルが並び、ディスプレイもハイブランド・高単価のものが多い。
セカチョク

友人の家で夕食をごちそうになる。
赤ん坊のころ会った子供が大きくなり、そしてもう一人
子供が増えていた。
おいしい食事と、ニューヨークでの生活のことなどをきいて、
とても楽しく充実した時間を過ごす。

旅の途中で会った人たちと再会して
それぞれたどっている人生を聞くのも、
旅をする楽しみの一つだ。
みんな、彼らなりの人生を歩んでいて
こちらも刺激となる。

食事のあと、行きたかったブルックリンのナイトスポットへと
友人とでかける。

地下鉄からでると、雨が上がっていた。
街灯がすくなく、若干暗い道をいくと、そこはあった。
窓から覗くと、ブルーの競技レーンが見える。
そこが「Royal Palm Shuffle Board Club」(ロイヤルパーム シャッフルボードクラブ)である。

工場をリノベーションした店内は広く、中央と両翼にバーカウンターがあり
平日なので、中央のバーエリアだけが営業している。
ブルックリン夜遊び

光量が落とされた照明のなかに浮かび上がる、「シャッフルボード」のレーン。
royal palm shuffle borad club

シャッフルボードってなに?
とみなさん「?」になっていると思うので
簡単に説明します。

もともと、クルーズ船の甲板などで遊ばれるために
考えられたスポーツで、
陸上版のカーリング、みたいなものです。
シャッフルボード

細ながいレーンと、4枚のディスクと、それを押し出すT字の棒。
レーンの端から、別の端にペイントされた三角形の得点エリアへ
ディスクを押し出す。4枚×8回トライして、エリアに残った自分のディスクの得点で
勝敗を決める、というものです。
ボーラムヒル
マイナスのエリアがあったり、相手のディスクをはじき出したりと、
そういった中で、最終得点を競う。
やってみると、体力は使わず、だれでも遊べるスポーツです。
ロイヤルパームシャッフルボードクラブ
プレイ料金は、1時間、40ドル(4500円)。
最低二人から遊べます。
グループで来ていたり、デートで来ていたり。
さまざまです。
バーでドリンクを注文して、おしゃべりしながらゲームをする。

ダンスミュージックがかかっているが、それほど激しくはない。
ゲームをしない人は、ゆっくりお酒を飲んでいる。
こういった「それぞれ好きなように過ごす」ゆるい空気は、
欧米ならではです。
それにくらべて、
日本には「この店はこういった感じの店です」とコンセプトの縛りがつよく
それにマッチしないと居心地が悪い、といった店が多い気がします。

とにかく、包容量のある空間で、好きに過ごす
この「ロイヤルパーム シャッフルボードクラブ」はそれができる店です。

客が多いと、それぞれのグループで両端から始めるので、
向こう側のグループがワンプレイを終えるまで、待っていたりする。
そののんびりした感じもよいですね。
ドリンクは5ドルとか7ドルとか。
日本とあまり変わりません。

私たちも、ビールを飲みながらプレイ。
シャッフルボード
だんだんコツもつかめてきて、プレイ自体が楽しくなっていきます。

勝敗ごとにビールを奢りあって、よい気分の、よい時間を過ごす。
世界三周

shuffl borad

すでに深夜2時
朝のフライトが5時なので
そろそろ店をでることにする。

JFK空港までの列車は24時間運行だ。
1時間ほどで着くから、ちょうど2時間前には着くことになる。
ボーラムヒル
深夜のブルックリン、ボーラムヒル。
とくに危ないという雰囲気はない。
最後にニューヨークらしいものを、ということで
ピザのスライスを食べる(4ドル)。

工事現場の兄ちゃんが、「おい酔っ払い、足元を気をつけろよ!」
と、小さなホースを指して、おどけて大声で注意する。
こちらもわざと、大きなジャンプをして小さなホースを跳び越すと、
兄ちゃんは楽しそうに笑っている。
さようならニューヨーク、次に来るのはいつだろう。

友人とまたの再開を約束して、地下鉄に乗る。
地下鉄では、さすがに周囲に注意をする。
酔っていることをみせるのもよくないので、
顔をひきしめる。
ベンチには、こんな男もいる。
ブルックリン地下鉄深夜
酔って寝ているのか、ここで夜を過ごすのか、どちらかわからない。

電車は15分待ち。
夜は本数が減るので、それくらいの感覚になってしまう。

夜の地下鉄の車内は、ちらほらと人がいる。
ほとんどがカラードだ。
すりがいるかもしれないので、注意をする。

そのうちみんな下車して、誰もいなくなった。
すこしうとうとして、電車は空港へと着いた。

意外と時間がなくなっている。
フライトは、定刻の60分前には閉め切ってしまう。
あと、1時間45分だ。
そこからは、エアトレインに乗り換える。
空港のターミナル間をつなぐ、無料のモノレールだ。

しかしここで問題が発生。
「エアトレインはメンテナンスで、運転中止。代替バスに乗ってね」
と掲示板に書かれている。
エアトレイン

バス!?
臨時バスなので、本数が少ないに決まっている。
ある程度人が集まってからの出発になるから
エアトレインの数倍も時間がかかりそうだ。

これはまずい。
私のフライトはターミナル5だが、
ターミナル4にバックパックを預けているので、
それを取ってからターミナル5に向かわないといけない。

ただ、臨時バスは本数が少ないから、
ターミナル間の移動に費やす時間が大きくなりそうだ。
エアトレインストップ

あと45分で、それができるのか。
案の定、代替バスはなかなか出発しない。
ドライバーに訴える
「いつ出発するの?」
「すぐさあ」(←このすぐ、は全く信用できない)
「俺、ターミナル4で荷物をとったあと、ターミナル5に行かないといけないんだ。あと30分でいける?」
「うーん、ま、いけるんじゃないかね」(←まったく信用できない)。
「とにかく、なるべく早く出てよ」
「ああ。わかったよ」(←いっさい信用できない)。
結局、10分待って出発。
そこから15分でターミナル4へ。

走って荷物預け所にいくと、誰もいない。
外国の職員は、平気で受け持ちを離れて戻ってこないことがある。
これはまずいと、大声で呼ぶ。
「大声出しすぎだ」
奥から、瘦せぎすの老人がでてくる。
「荷物を取りに来た。あと15分しかないんだ。早くしてくれ」
「時間がないのはお前の問題だ。こっちはこっちの仕事をやるから待て」
「はい、伝票。その青いバックだ。重いから手伝おうか?」
「おい、中に入るな。そこで待っておけ」
老人は、冷たい雨が凍りついたように無表情で言うが
その言葉にはどこかサディスティックな響きもある。
こんなところで、職業的立場の優越を利用したストレス解消はやめてくれと、言いたくなる。
「時間ねえんだよ」
と、急かして、ようやく荷物を引き取る。

ターミナル4の外にでると、タクシーの運転手が寄ってくる。
「タクシーいるか?」
「ターミナル5に行きたいんだ」
「エアトレインでいきな」
「いま止まってるんだよ。タクシーでいける?」
「ターミナル5はすぐそこだ。歩いて行ける。いいか、あそこの歩道を歩いて、左に行け」
と、イタリア系のタクシー運転手は商売けなしな人で、親切に教えてくれる。
「ありがとう!」と、走り出す。
「急げ急げ!」とタクシー運転手は、私の背中に声をかける。
バックパッカー

嫌な人もいれば、良い人もいる。
心に余裕のない人もいれば、人の身になって考えてくれる人もいる。

空港にはフライト時間の65分前に着いた。
あと5分でチェックインしなければいけない。

ここで最終試練。
チェックインがすべて自動だ。
係員はいる。しかしその女性は、
「チェックインしてから、チケットをもってきて」と、
自動チェックイン機を指さすだけで
なんの手助けもしてくれない。

乗客はみんな、ああだろう、こうだろうと、機械と格闘している。
「係員よ。おまえはなんのためにいるんだ?」という疑問は、
タイムリミットが迫っているので棚にあげて、
なんとか発券をする。
ブルージェット

そして、荷物だってセルフチェックインである。
LCCは徹底的なセルフ化となっている。
落ち着いてやれば問題なくできるのだろうけど、
時間がないので、バタバタと焦る。
荷物自動チェックイン
セルフチェックイン空港
15日間世界一周

そして荷物を預けて、なんとかタイムリミットに間に合った。
そうとう気が急いていたので、ほっと一息をつく。

今回の旅は15日間で世界一周なので、
フライトも回数が多く、そしてほとんどがLCCなので振り替えもできない。
一回乗り遅れると、その後の旅程が大幅に、時には致命的に崩壊してします。

今回は間に合った。
だけど次からは、もっと時間に余裕をもって行動しよう。
そう誓うのだが、はたしてその通りにいくのかどうか。。。。

さてドミニカ共和国のサント・ドミンゴ行き。
フライトは5時間。
寝るにはちょうど良い時間である。

席のディスプレイには、かつて日本にもあったディレクTV。懐かしい。
IMG_6302_800.jpg

次回は、二か国目、ドミニカ共和国の様子をお届けします。
到着早々、ビッグトラブル発覚です。
では。
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