FC2ブログ
世界的に有名なリゾート地のビーチに、
巨大なバックパックを担いで現れた私。
coral beach punta cana

結婚式場にグレコローマンスタイルのユニフォームで
登場するくらいに、場違いな注目を浴びるだろうと
そう思われる方もいるかもしれません。

15日間で世界1周をする男は
プンタカナの空港に荷物預け所がなかったので、
ビーチにバックパックを持ち込みました。

「そんなの目立って恥ずかしい!」と
顔と心を顰める方もいるかもしれませんが。
旅をしていると、そんなものは気にならなくなるもの。
「人と違っている」ことが、外国ではあたりまえ。
人と違うのがストレス、というものがどれほど無用かが
とてもよくわかってきます。

さてカリブ海です。
コーラルビーチ

色は乳白色のまじったブルー。
タンザニアのザンジバルが、このような色でした。
きれいです。
ただ、感激するような透明度ではないかな。
沖に出たら、また変わるかもしれません。
プンタカナビーチ

カリブ海なら、ベリーズのキー・カーカーの透明度が
抜群でした。
いまのとこ、世界中でみた海のきれいさで、トップ3に入ります。

周囲には、海岸沿いにコンドミニアムなどがたくさんあります。
世界のリゾート地

海ではジェットボートなどが走っていて、
のんびりさざ波を聞きながら、という雰囲気ではありません。
バックパッカーリゾート

お手軽なビーチリゾート、といった感じです。
世界三周
こういう場所だからこそ、地元の人たちに訊いて
もまっさきに頭に浮かぶのが、ここコーラルビーチなのかもしれません。
家族などがシーツをひいて、のんびりしていたり、
パートナーと並んで読書なんてしている。

そういうのを見ると
「あんな幸福もあるのだなあ」と思ったりもします。

「俺もいつかは、パートナーと世界一周するのだ!」
と、リゾートへ一人で来るたびに、そう固く誓うも、
毎度恒例のものとなってしまいました。
でもいつかは!!
・・・と、今回も青い空に向かってそう誓っております。
世界一周リゾート


しばらく、海と風と人々を眺めて楽しみながら
空港へ向かう時間が来たので、ビーチを去ります。

コーラルビーチからプンタカナ空港までは、タクシーが一般的です。

公共の交通機関で行くなら、
コーラルビーチからバスでベロンまで。
ベロンでバスかグアグアで空港まで。
という流れになります。

ビーチから大通りまでの道。
下水の故障か、冠水している。
15日間世界一周

ベロンへのバスが通るであろう大通り。
ベロンから来た時にここで降りたのだから、
ここを通るに違いない。

まだ時間はあるので、角のフルーツスタンドで
フルーツシェイクを飲む。
フルーツジュース

フルーツシェイクは、フルーツとミルクをシェリクしているようだ。
そして氷も入っている。
本当なら、生水を凍らせた氷は、腹痛の原因になるかもしれないから
飲むのを我慢すべきなのだろうが
なんせ暑かったし、それにフルーツがとてもおいしそうだった。
つい注文してしまった。
スターフルーツと、マンゴーのミックス。
念のため店主に、空港への行き方をきいておく。

「一番早いのは、タクシーだな。でも高いぜ25ドルくらいはするな」
ここはリゾート地。欧米からのツーリストは基本的にタクシー移動だ。
「高いねえ。バイクタクシーは?」
「ああ、それもありだな。それなら、最高でも10ドルだ。500ペソ」
「いいね」
出されたフルーツシェイクは、素材の味が濃い。
「10ドル以上は、絶対にかからない。そのときは、ぼったくられてるよ。
絶対に10ドル以上払う必要はない」
フルーツスタンドの親父は、シェイクを作る手をとめて、そう力説する。
だいたいそんなものだろうと、納得がいくので、
バスを待ちつつ、バイクタクシーも探してみることにする。
「ありがとう。バイクタクシーにするよ」
フルーツシェイクを飲み干し、料金を払って大通りへ戻る。

角にバイクタクシーが二台、客待ちをしていた。
そのうちの一台が、さっそく声をかけてくる。
「どこに行くんだ?」
くたびれたシャツ。サングラスをかけ、
いかつい顔つきをしたドライバーだ。
客待ちをしているバイタクは、あまり好きじゃないので、
パスしようと思った。
というのも、流しのドライバーは一般客もどんどん乗せるが
観光地でたむろしているバイタクは、観光客から
相場より高く運賃をとろうという気構えの者が多い。
余計な交渉はしたくないので、普通はパスしてしばらく
離れてから、流しを捕まえることにしている。

ただ、一応料金だけ聞いてみる。
「空港までいくら?」
「・・・いくらがいい?」
「いや、いくらで連れてってくれるの?」
「・・・300」
300ペソ?(600円)

フルーツスタンドの主人は500ペソが上限だと言った。
そんな時はだいたい、その値段で決まるものだ。
観光客からは、相場の上限をとろうとするからだ。
しかしこのドライバー、スタート値がそのほぼ半額、300ペソである。

安すぎる。
そんなものなのか?
だがここでバックパッカーの性、値引き交渉をしないと
なにか損をした気になってしまう。
「うーん、ちょっと高いかなあ」なんて心にもないことを言ってしまう。
「じゃあ、5ドル(約250ペソ)でどうだ」
いきなりドルになった。
「5ドルかあ・・」いや、5ドルでもいいのだ。
しかしバックパッカーの悲しい性(以下略)
「じゃあ、いくらならいいんだ?」ドライバーが訊いてくる。
「うーん、200ペソかなあ」いくらなんでも、これは安すぎる気がする。
しかし、これで断られたら5ドルでも乗るつもりだ。
するとドライバー、
「200かあ。よし、いいぜ」
まじか!
「200ペソでいいの!?」
私が訊くと、ドライバーは少しぎこちなくうなずく。
私は念を押すために、財布から200ペソを取り出す。
「この200ペソ?」
ドライバーはまた、ぎこちなくうなずく。
「本当に、200ペソでいいんだよね?」
「ああ」
ドライバーは答える。
私は、そばにいたもう一台のバイクタクシーのドライバーに向けて
200ペソを振って見せる。
「ねえ。彼、200ペソで空港まで連れてってくれるってよ!」
もう一台のバイタクドライバーは、首をすくめてみせるだけだ。

私はもちろんこの時点で、
このドライバー怪しいな
そう感じている。
途中でドライバーが、値を吊り上げる可能性もある。
(海外ではよくあること)

私はもう少しドライバーを観察した。
年のころは30代だろうか。筋肉質で、キャップをかぶり、サングラスをしている。
映画「ブレイド」のウェズリースナイブスを7掛けしたような印象。
単純かつ思慮のなさが眉間のあたりに出ていて、
半歩間違えば、街のチンピラ、といった風情も漂う。
この男と、途中で料金のことでモメたらどうなるだろう。
頭の中でシュミレーションしてみる。
・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
何とかなるやろ!
ということで、このバイクタクシーにお世話になる。
本当に200ペソでいけたら、もうけもんである。

さて私はなにごともなく、空港まで無事に着けたのでしょうか。
それは次回のお楽しみ。

次回はいよいよ、ドミニカを去ってヨーロッパへと渡ります。
今回はこれで。
ドミニカバイタク











関連記事
スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿

トラックバック

トラックバック URL
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)