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森です

パリも6日目
パリジャン気取りの
モリジャンだ
ボンジュール

今いる宿にはキッチンがある。

だからパリに来てから五日間、ほとんど自炊だった。
西ヨーロッパは物価が高いので
節約旅行者たちは自炊が基本なのである。
「美食の国・フランス」とは、いまだ無縁の生活である。

さて、ここの宿は、他じゃあまりない部屋構成をしている。

なんと建物に二人部屋がひとつ、のみ(!)
管理人もいない。
ルームメイトと二人きりだ。

だから宿に泊ってる感じがしない。
日本のアパートで生活しているような感じだ。

ボロなところもあるが、
なんか居心地がいい。
リラックスできる。
たまにパリということを忘れてしまうくらいだ。

部屋はこんな感じだ。
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ベッドルーム。
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リビング。
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キッチン。

このキッチンで料理をしている。
メニューはほとんどパスタ。
「簡単、安い、おいしい」三拍子そろった神メニューである。
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見た目はどうあれ、うまいぞ。

また、キノコのバター炒めもよく食べた。
フランスはキノコがおいしい。
スーパーにいってキノコとチーズを買い、それをアテに
ワインで一杯やる。そんな日々である。
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さて
自炊はあま楽しいし、節約になりますが
しかし忘れちゃいけない、ここはパリ

世界三大料理、フランス料理を食べずしてなんとする?
一度くらいはフランス料理の実力を存分に楽しもうじゃないかと、
同室のK君と二人でリストランテにでかけた。
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向かったのは庶民派のリストランテ
星はついてないが、こじんまりして雰囲気はいい。
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ドレスコードなんか、もちろんなし
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夜のコースをやっていたからそれを選ぶ。


コース内容は、前菜・メイン・デザート

黒板にその日の料理が書かれていて
それぞれを4種類の中から選びます

値段は、三品すべて頼むと27ユーロ(約3500円)
前菜かデザート、どちらかひとつ&メインで22ユーロ(約2800円)

パリで初めての、そしておそらくただ一度の外食だし、
ここはどーんと、27ユーロのコースを注文

しかしこれ、考えてみれば3500円だ。
日本で飲み会に行けば
一度で簡単に飛ぶ金額なんだけど
旅をしてるときは、これがものすごい大金に感じる

これでおいしくなかったら、世界三大料理の看板を下ろしてもらおう
そう、トルコのように。

同室のK君はソーセージのサラダを注文
私は店員いわく、
「魚じゃないんだけど、なんかそんな感じの。英語でなんて言うかわからないわ」
と説明されたサラダだ。
まあ魚貝には違いないだろう。

そしてその正体はこれだった
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やはり貝だった。大量だな。
深いボール皿にたんまり盛ってある。
市場で買いすぎたのかな?

冷たいけど、火は通してある。
かすかに下味がつけてあるけど、あまり主張はなし。
そのまま食べても、貝のうま味でおしいが、本来はソースをつけて楽しむ感じだ。
ソースはすこし酸味のあるクリーム系、けっこう濃厚。
これをつけて食べると、こくがでてうまい。

前菜にしては十分な量、多すぎるくらい。

K君のサラダもシンプルで、レタスにスライスしたソーセージが乗ってる。
このソーセージは酸味が強く、熟成されている感じで、口のなかに
ずっと味が残る。おいしい。
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店内の席はほぼ満席。
パリジャンたちがワインを飲みつつ、会話を楽しみながら
ゆっくり料理をしている。

私の今までのフランス料理のイメージといえば、
いくつもの皿にちんまりした料理が載せられて
のろのろ運ばれてくるってイメージがありましたが
それは高級レストランだけなのかな。

ここのリストランテは、だいたい盛りが多めだ。
そして料理が運ばれてくるのも、
前の料理を食べ終わったころにちゃんと運んでくる

みんな会話を楽しんでいて、料理を食べるのが遅いから
だからフランス料理は時間がかるのかもしれん。

料理の味を楽しむのはもちろん、
それをつまみにする会話こそ、食事の楽しみのひとつと
周りはそんな雰囲気に満ちてる

そしてメインがやってきた
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私が選んだのは「生の肉だよ」と説明されたやつだ。
響きが荒々しいから頼んでみたのだ。

たしかに生肉が乗っとる。ただ、荒々しくはなく、どちらかというとおしとやかだ。
グリーンのソースに囲まれて、頭に干しあんずを乗せとる。
おしゃれさんだ。

一口
ンマーーーイ

舌触りがものすごい良いぞ。
なめらかーん。
生だけど臭みなんぞない。
新鮮な肉の素朴なうまみがある。
もちろん肉だけじゃ愛想がないよね。
ソースをつけてみた。
すると生肉が劇的に変身。
肉のうま味が5倍増くらいに
際立ってきた!

シェフを呼んでくれ!あなたは魔法使いですか?
最高だ。

このソース、なんのソースかがわからん。
この酸っぱさはソースに散らしてある緑色の
なんかの実のものなんだけど、この実がなにかがわからん。
でもおいいしいからいいや。
あんずも食べてみた。
アクセントになってるけど、これは他のものでもっと合うのがありそうだな。
この肉もけっこう量があるんだけど、最後までおいしく食べられた。

料理の途中で味に飽きないってのは、簡単なようで難しいのかもしれない。
トルコやギリシア、中欧東欧は、一口目はおいしいんだけど
半ばを超えると飽きてくるん
しかしフランス料理は違った。やるなあ。

K君はビーフステーキを頼んでいた。
歯ごたえありのレア。うまいと言ってました。
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つけあわせのジャガイモフライもおいしかった。
メインはほかに、マグロのやつと、白身魚のカレーソースがあったかな。

そしてデザート。
ガトーショコラがあるので、二人でそれを註文。
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なんとホカホカ暖かいのがで出てきた。

間違えてチンしちゃったのか?
いや、そうじゃない、こういうデザートだ。
アツアツ濃厚のチョコレート。中はトロトロしている。けっこう甘いが、ビターでもある。
カカオを多めに使っとる。
添えてある塩キャラメルクリームをかけて食べると
濃厚チョコレートのビターさが更に立ってくる。またもやマジカル

「フ、フランス料理は、ソ、ソースの料理なんだな」
と山下清さんならそう言うだろう。
そんな印象を持った。

きっとフランス料理にはあらゆる素材、あらゆる調理法にあったソースが存在するんだろうな。
奥が深そうだ。
3500円は高いけど、それに見合った料理は食べることができました
大満足
というわけでモリジャン、今回は、
フランス料理は世界三大料理のひとつと認定します。

満足した!

そしてこれからまた自炊の日が始まる
でもリストランテおいしかったから悔いはナシ。

ごちそうさま!
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